『科学者は戦争で何をしたか』

今日は終日、家に閉じこもっていた。おそらく昨日の疲れ。いわゆる夏負けかもしれない。
朝方、結構強い雷がゴロゴロしていたが、ボクもほとんどゴロゴロばかりだった。


そんなわけで今日は先日呼んだ本のことについて。ノーベル科学賞を受賞した益川敏英さんの『科学者は戦争で何をしたか 集英社新書』。
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この書で益川さんはノーベル賞を受賞したが安倍政権が強引に推し進めた安保法制(戦争法案)、解釈改憲を痛烈に批判している。
最近、ニュースでチラッと見たが学術会議は産・学・官共同研究に妥協するのではないかと言われていた。学術会議は前の戦争に参画したことを反省して戦争に協力するような研究はしないとして立ち上がったはず。
それを聞いてから読んだので特に印象深かった内容である。
益川さんが所属する(した)名古屋大学は「軍事研究をしない」という平和憲章を誓ったことを書いている。その憲章には次の内容が強調されているという。
『戦争遂行に加担するというあやまちを二度とこりかえさない。いかなる理由であれ、戦争を目的とする学問研究と教育には従わない』
そのためには
『国の内外を問わず、軍関係およびこれら機関に所属する者との共同研究をおこなわず、これら機関からの研究資金を受け入れない。また軍関係機関に所属する者の教育はおこなわない』
と、明言しているとのこと。
この考え方が学術会議の基本にあったと思う。でも、学術会議はスガーリンが6名の任命拒否をしたまま全く動いていない。それが「金を出すから(もらえるから)信念を曲げる」のかなぁ。と、心配である。
益川さんがいいなぁと思うのは彼がズーッと労働組合をやめずに色々な問題に反対の意思などを示していたことである。
労働組合は研究活動とは関係なくむしろ研究活動の糧になったと書いている。とても納得できる内容であった。ボクも長い間労働組合に所属していてデモにも集会にもよく出ていたから益川さんの言うことはとてもよくわかる。
平和を希求しながら憲法九条を大切にするノーベル化学賞受賞者の益川さん。師匠にしたいと思った次第。


今日のアマチュア無線

朝方、ADXAのオンエアミーティングで皆の声を聞く。その後は終日ゴロゴロとしていた。
夕方、起きだして21MHzを聞いていたらリヒテンシュタインが見える。21MHzではニューなので読んでみたが歯が立たない。するとウクライナ、ヨーロッパ圏ロシア、ホーランド、ベルギーなどに呼ばれ始めたので交信。一段落したらまたリヒテンシュタインが見えたので呼んだらすぐに交信成立。その後、ウエールズなどとも交信して夕食。
夕方から160mを見ていたがボクには見えないがオーストラリア、ニュージーランドを呼んでいる局がいる。そしてCQ SAを出している人がいるのだが交信は成立していない感じだった。
ま、ノンビリですね。


セロリー日記

今日は顔つきの悪い(いつもですが・・・)セロリー。
P8070002.jpg
右脚で自分の顔をなでているのだが右脚の動きが激しくて写っていません。


本日はこれにて

  こんなにも体力がなくなったのかたった一日釣りしただけど

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