行動で判断しようか


昨日の秋晴れ

 この風景は神宮寺の道の駅から我が社のK君の実家がある方向を見ている。向こうの家から少し行くと雄物川になる。そして雄物川の対岸は南外である。オジロワシを見たのはその付近であった。
 もう、何ヶ月間はこんな長閑な晴れ間はないかもしれない。


大切なことは何か

 魁新報11月23日付に『識者コラム 現論 候補者を見る目 行動で判断しよう』が掲載された。筆者は法政大学教授田中優子さんである。

 まずこれを読んで第一印象は「へーっ魁新報も変わったなぁ。こんな内容を掲載するんだ」ということだった。理由はボクにとってはアタリマエのことなのだが世間では過激なことだと受け止められかねないからだ。内容は東京都知事選についてである。少し長くなるがまとめてみると次の通り。

『国政にでる市長や知事がいる。地方自治体の長を務めたのは国会議員になる手段だったのかと考えてしまう。彼らは国を変えなれば地域は変わらないというかもしれないが逆ではないか。
東京都は知事の権限が強く独立国家のようだ。この都市の価値観は全国への影響力は大きい。東京都知事にはそれだけの権力や影響力を持っているそれをどう使うべきかを歴史の教訓から知ることができる。
第一に強権を自分や家族、親族、取り巻きのための道具としない
第二に権力を自分の差別感に奉仕させてはいけないし、自らのコンプレックスを攻撃的で品格のない発言にして平然と「正義」だと考えてはいけない。
第三に自分に疑いをいだきつつ成長すべきである。
そして、何よりも国の憲法は尊重しなければいけない。感情的な激昂から国を戦争状態に陥れるかもしれない言動をとるような人間は、もっとも自治体の長にふさわしくない。

東京電力福島第一原発の事故の結果は当然、東京人として受け止めるべきだ。なによりも都知事の態度としてそれは必要なものだ。東京がエネルギー政策で取る態度こそ、今後の日本の方向を決めるからである。私(田中優子)は「脱原発」をはっきり言わない都知事選候補を信用することはできない。
前都知事は原発再稼働を問う住民投票条例制定をめざした32万人署名を「国家の安危にかかわる問題だから政府が判断すべきだ」と言ったそうだ。しかし、同時にこの知事は、それこそ政府が判断すべき国家の危機にかかわる尖閣諸島問題に介入した。完全に矛盾している。
オリンピック招致で約4000億円を積み立て、その一方で障害者向けの事業を削ったという。

何よりも行動がその人の人間性を表す。私たちは政治家を見るとき、言葉を信用できなくなっている。あるいは、単に激しい言葉を面白がる。だがやはり大切なのは行動であろう。

福島の被災者に寄り添って活動し、貧困の拡大に体を張って向き合ってきた知事候補は今回、たった一人しかイない。
東京の生活の貧困と精神の貧困こそ、知事が取り組むべき課題であろう。
衆院選挙もおこなわれる。言葉ではなく行動をしっかり見ようと思う。』

 このコラムの東京を衆議院、知事を代議士に置き換えると、まもなく公示される衆院議員選挙でボクの投票をするヒントとして納得のいく内容だ。

 もっとも悲観的なボクの見方ではマスコミが空騒ぎしている戦争にひた走りそうなあの人達を日本人は選ぶだろうなぁと考えている。その国の人は自分にあった政治家しか選ばないから。残念ながら・・・。

    ポピュリズム大衆迎合強面の蔓延る国にせぬ一票


我が家のとわちゃん。くまのプーさんが大好きである。先日、wowowで放映されたプーさんのオリジナルから3編上映された番組を暗記するまで見ているようだ。最近、ボクも少し登場人物(動物)がわかるようになった。プーさんを抱いておすましのとわちゃんでした。
これにて本日のブログは終了です。

コメントの投稿

非公開コメント

アクセスカウンター
リンク
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
最新コメント
プロフィール

Hi-Rock

Author:Hi-Rock
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR