二人のアメリカ行き宣言を見て


ハクチョウ

 新聞などで越冬のハクチョウが来ていることが報じられていた。
 今朝、大森町の田んぼでハクチョウの群れが休んでいるのをこの秋になり初めて見た。遠目に見たのだがほとんどのハクチョウが下を向いてエサをついばんでいる。望遠レンズがないのでピントが甘くなっているが、この秋初めてのハクチョウを撮影。

   越冬のハクチョウの群れ餌を食む日本いよいか冷たくないか



プロ野球が荒涼とした景色にならねばいいが・・・。

 明日、プロ野球のドラフト会議がある。
 ドラフト前に「アメリカに行く」と宣言した若者が二人いる。一人は花巻東高校の大谷投手。そして、もう一人は東海大学で一年浪人中の菅野投手。ところがこの二人のアメリカ行き発言には天と地の違いがある。

 大谷投手の場合には高校卒業と同時にメジャーリーグに挑戦したいと発言している。彼は日本プロ野球のどのチームに入りたいとかの希望はない。とにかくアメリカで野球に取り組みたいと言ってるのである。ところが菅野投手は違う。「巨人に入れなければ渡米する」と言っているだ。つまり、菅野による体のいい逆指名である。もっと言えばドラフト会議に参加する巨人以外の球団に対する「指名するな」という菅野の恫喝とも言えると思う。
 日本プロ野球は逆指名(希望枠)を数年前に取りやめた。その理由は西武球団が高校生などに裏金を渡していたことがきっかけだった。裏金を渡しておけば逆指名(希望枠)になるからだ。この西武の裏金問題では何も関係のないボクまで「とばっちり」にあった。プロもアマもともに痛みを伴った経緯のあった希望枠をないがしろにしかねない発言なのである。

 ところで、十数年前に日本で初めて高校生がアメリカのマイナーリーグと契約したことがある。その場面にボクも立ち会った。マイナーリーグと契約しようとした高校生の決断の時に揺れ動いた気持ちがよくわかった。その結果として彼はアメリカ野球に挑戦しようと旅だった。残念ながら夢は叶わなかった。しかし、その挑戦はけっして間違ってはいなかったと思う。

 菅野投手が巨人以外のチームが指名したときにアメリカに行くという。いかに安易な発そうなことか・・・。大谷投手がアメリカに行くと発言する(行くかどうかはわからないが・・・)こと、あるいは十数年前にマイナー契約した高校生とは全くベクトルが違う。それほどまでYGに入りたいのかと言いたい。

 先日のCSで最優秀選手は今年の春に西武を自由契約になった石井義人選手である。巨人-中日CSの逆転劇はこんな目立たない選手たちが活躍した。それが「ある意味」で巨人を見直す結果になった。

 長野・沢村と同じように菅野も巨人入りしたいと駄々をコネるのだろうか。そんな巨人(読売です)が続くのならば多くの野球ファンが離れてしまうだろう。その先のプロ野球には荒涼とした景色しか思い浮かばない。と、書いておきたい。

 二人のアメリカ行き宣言をマスコミの記事で見ながら、色々な意味合いで25日のドラフトが楽しみである。



我が家のとわちゃん・わかちゃん。最近、姉ちゃんのとわは妹のわかお母さんを乗っ取られたと思っている節がある。わかちゃんに授乳しようとするとお母さんの膝にワラワラと登ってゆき授乳の邪魔をする。そこで試しにとわちゃんに妹を抱っこさせるととわちゃんは喜ぶ。でも、とても重いので数秒でお姉ちゃんは音を上げてしまうのである。フフフフ。
今、とわちゃんは少しカゼ気味で鼻がグスグスして可哀想。早く治ってヤンチャになってくれるとジジバカは嬉しいです。
これにて本日のブログは終了です。

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