「愚か」でいい
この夕焼けは昨夕の西空です。磨りガラスの向こうが真っ赤になっているのでオヤッと思い外に出たらこんな夕焼けになっていた。
夕焼けの次の日は晴れ。
案の定、今日も暑い一日。気温は33~34℃になった。
ABSラジオ(秋田放送ラジオ)を聴いていたら天気予報士の人が
「秋田が全国でも気温では最高の場所です。もし涼しい場所に行きたいのなら沖縄でしょうね」
と、ジョーク半分で話していたが秋田は沖縄よりも気温の高い日々なのである。
『今日の短歌 WEB版』
子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え
俵万智『オレがマリオ』
2011年3月11日。東日本を襲った大震災の日。
その頃に歌人俵万智さんは仙台在住。大震災の日に子どもを仙台において東京に出ていたとのこと。あれだけの大震災だったが幸い子どもは無事。ところがそれからすぐに東電の福島原発がドカーン。多くの放射線が放出された。今でも居住できない地域がある。
その原発事故で子どもを連れて石垣島まで移住を決意した俵万智さんの一首。母親として当然の行為だったとボクは思う。
ボクは俵さんのように逃げることはできない。でも、この歌にある「愚かな母と言うならば言え」の「母」を「人」に置き換えて「愚か」でいい。その心意気は常に持っていたい。
ところでキシダメは東電の汚染水を太平洋に流し始めた。それに対して中国からすべての魚介類の輸入停止など猛烈な抗議やバッシングが届いている。国民や漁民にどれだけの被害を与えることか。それを自分たち「国内の人間が食えば良い」などと宣伝するバカな議員もたくさんいるのが不思議でならない。
こんな反発が起きることは汚染水を流す前から予想できたことだ。それを無視して海に流した。キシダメ周辺は「科学的」という言葉を使っているがけっして科学的ではなく、むしろ科学を無視したやり方ではないかとボクは疑っている。
中国だってトリチウムを流しているとか何とかを言い始める人もいる。しかし、ドカーンと爆発したデブリを通っている汚染水を流しているのは日本だけなのだ。科学的でないのはどっちなんだ。
つまり、ダメはダメっていうこと。
何だか短歌から思いは飛んでしまったが・・・。
今日のアマチュア無線
今日もまったく交信がなかった。
朝方は10MHzは見えるが24MHzはボクのアンテナではほとんど入感してこない。おそらく電離層の状態は「秋」になったのだと思う。ビームアンテナがあればロングパスも確認できるだろうが・・・。
セロリー日記
今日、設備屋さんに排水回りの工事をしてもらった。セロリーはそれを窓越しに見に来る。設備屋さんが
「アッ、現場監督がきた」
喜んでいる。
と、喜んでいる。
そんな不思議なヤツです。
本日はこれにて
想定をせずに流した処理水に中国抗議アタフタ政府