科学的とは・・・・

昨夜はT社のFKクン、元我が社のKクンたちと一杯。楽しかったなぁ。ボクのような老人を呼んでくれるとはありがたい。
若い連中とアーでもないコーでもないと話をするのがとても良い。そんなわけでラグビーのW杯予選は見ることができなかったがそれはそれで仕方がありません。それよりも楽しい会だった。

さて、今日はどんよりと曇った一日。我が家は雑草の宝庫。一面、薄らとピンク色になっている場所がある。そこにはタデ科の仲間のアカマンマ(だと思う)がびっしりと生えている。
EM5A0046_20231009170733b58.jpg
これが枯れたらいよいよ冬なんだろう。
冬と言えばボクの弟分(と、勝手に思っている)RLUは今日の休日を利用して冬囲いをしたとのこと。そんなシーズンだ。
ここ2~3日。朝方、無線部屋に入ると15℃以下。灯油のストーブをつけないとやってられない。先日まで35℃の部屋だったのがグンと冷え込んでしまった。


今日のアマチュア無線

朝方はまだ半分酔っ払っていたので全く交信なし。
午後から21MHzを見ていたらバンドニューのV73AHマーシャル諸島が出ている。近場の太平洋なので簡単に交信できた。でも、ニューは嬉しい。
v73ah.jpg
そして、夕方になったら7.021MHzのCWでW8Sスウェインズ島が
「・-- ---・・ ・・・」と時々コールサインを打ちながらJAとUSAをさばいている。皆が呼んでいる周波数より少し上で呼んでいたらコールバックがあり久しぶりに
「・・・・・ -・ -・ ー ・・-」を打ちモールスの超簡単交信を完了。良かった良かった。そう言えば先日18MHzで交信したW8Sはログにアップされていた。少しずつ流行りの半纏を着ています。
ところで夕方7MHzでN8Fという局が出てきた。先日、W8Sが出たときにアメリカの特別なコールサインだと思って呼んでいなかった。それがなんと言うことでしょう。スウェインズ島という珍しい島からのオンエアだった。もしかしたらN8Fもその類かなぁと思って呼んだらすぐにできた。ボクの交信とアメリカの局とオーストラリアの局との交信のあと何回かCQを出して消えてしまった。ま、この局はただのアメリカの特別なコールサインだろうなぁ。


『今日の短歌 WEB版』
   
   処理水を科学的だと言う人に聞いてみたいね科学の意味を
                         伊藤寛雄

これは先日『かりん』の12月号用に10首応募した中の一首。はたして選考委員は選んでくれるかどうかはわからない。
キシダメたちが必死になって汚染水を「処理水と言え。科学的に正しいことを伝えて行く」などと言っていることを詠ったつもり。
ボクは彼らが〇〇の一つ覚えのように言う「科学的」について、それってて何だよぉといつも考えていた。それが彼らの唯一の頼みとも言える「IAEAの判断」を科学的と言うのならそれは科学の一面だけだと思っていた。
そんなことを盛り込んだつもりの一首である。
すると今朝(2023.10.9付)の朝日新聞『論考2023』に『原発処理水の海洋放出 「科学的に正しい」では不十分 未知のリスク踏まえ対話を』と題して科学史家の隠岐さや香さんが記事を書いている。
隠岐さんは
『(IAEAがALPSで処理された水は)「科学的に正しいから大丈夫」と(言ったから)2カ月も経たないうちに処理水の海洋放出に走ったのは拙速ではなかったか』
と、疑問を呈している。まったくその通りだ。
そして隠岐さんは
『(処理水に関しての考え方について)唯一確かなのは、識者同士でも見解の食い違いがまだ残るという事実である。故に社会にとって大事なのは、ひとまず将来世代に対し「最善を尽くした」と胸を張れる判断ができるかだと思う。そのためにはまず、話し合いを尽くす姿勢が必要である。だか、残念ながら現状はそれにほど遠い』
と、科学的とは何かということについて「議論を尽くす必要を」問いかけている。
その科学的だと言い張っていたことが破綻した例として
『ある地質学者が千年以上前の津波のデータをもとにした福島第1原発の地震対策が必要であると示唆したというが、当時の東電と工学関係者は千年に一度のリスクを真剣に検討すべきとはみなさなかった。結果は皆の知るとおりである』
キシダメたちや東電関係者が言う「科学的なこと」を無視したために原発ドカンだ。
そして、次のようにも「科学的」ということについて言及する。
『(IAEAの)一つの報告書が完全に正解をくれたとみなすのは、むしろ非科学的な考えに近い。科学の本質は「系統的に疑うこと」にある。不確実な点をしっかり認識しながら歩みを進める方が、むしろ「科学的」で確実な道だろう』
結局、汚染水(と、ボクは言うが)放出によって中国など多くの国に魚介類の輸入を止められ漁業者に大きな被害を与えてしまった。それを「私たちが食べて応援しよう」などと言っている。だが、それこそ「非科学的」な発信をしているのだ。
確かに中国の対応には大人げないのかもしれないなぁなどと考えさせられる点はある。でも、事前に警告もされてもいた。だからこそもっと汚染水の海洋放出については中国など関係各国と話し合いを持つべきだったし慎重になるべきだった。
隠岐さんは最後に次のようにまとめている。
『「科学的に正しい」を主張するだけだと、真の解決への道は遠のくばかりである』
ボクが汚染水放出に腹を立てて作った短歌の意味をこの記事は答えを出してくれたと思う。
だけどキシダメ政権はこんな貴重な言葉に耳を傾けることなんかは絶対にしないだろう・・・・。
政治を変えましょうゼ。


セロリー日記

彼女には好きな場所があるようだ。実は檻の中も結構好きな場所らしい。そして、檻の上も時々上がって寝ている。上から睥睨できるからいいのかもしれない。
EM5A0045_20231009170736c63.jpg
おもしろいヤツです。


本日はこれにて

   もう吞まぬ三日は休むそう決めて夕方が来たさぁ、一杯だ!

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