エジプトレポート【1】
砂漠キャンプ
順不同でエジプトについて時々記します。
エジプトの人は第一に誇る物と言えばピラミッドと言う。しかし、ボクは砂漠が最初に思い浮かぶのである。今回の旅行で「砂漠のキャンプ」が入っていた。サハラ砂漠に入り込んでのキャンプである。日本を発つまでの予想はキャンプ場があり、そこにはテントが立っており宿泊できるのだろうなぁということだった。そのキャンプのレポートです。
カイロから30分も南下すると周囲は砂漠になる。もっともナイル河畔をのぞくとすべて砂漠とも言えるのだが・・・。「砂漠道路」と呼ばれる道が南に向けてまっすぐどんどん伸びている。2時間ほど走り唯一の休憩所つまりドライブインで休憩。トイレがすごいやばいのである。同行したエジプト在住の方が言う。これは良い方です」ウーム。そこで20分ほど休憩し一路オアシスのバハレイヤにあるホテルに向かう。オアシスでは2時間以上休憩して車をオンロードのタクシーから四輪駆動車のランクルとサーフ(トヨタです)に2台乗り換えていよいよ本格的な砂漠に向かった。
砂漠と言えば砂だらけと思っていたが岩山あり道路の両側には緑地化しようと試しているところ有りで景色はそれほど殺風景ではない。
最初に到着したのが黒砂漠。黒っぽい小山が連続している砂漠地帯だ。そして、クリスタル産出の場所に寄った。ここは風が強く荒い水晶がたくさん落ちていた。
そしていわゆる砂だけの砂漠でランクルとサーフで砂上の疾走を体験させてくれた。ものすごいサービス精神旺盛。サーフ砂にめり込んで乗客が降りて押すというパフォーマンス?も・・・。
途中で夕陽が沈んだ。写真上は夕陽をつかむ禿げ頭です。そして、キャンプ地。何もありません。
車を直角に置いてそこにエジプト模様の幕を張った状態。そこにマットレスを敷いただけのベッド。天井?ありません。大空が天井です。
ランクルとサーフを運転してきたドライバーが二人で焚き火をし晩ご飯を調理。その間われわれは空を見上げたりボーッとしたりするだけ。
マットレスに寝ころんでいると空にピカリと一つの星が見えた。金星である。そこからどんどん星が見え始める。北斗七星・北極星・カシオペア・ハクチョウ座・天の川・さそり座・夏の大三角などなど知ってる星座がどんどん出てくる。特にさそり座はかなり上空に見えるから星座の全体が見ることができた。湿気が何も無いので星がまたたきません。
そして、遅めの夜食。チキンの焼いたもの。トマトとキュウリの地元サラダ。ナンのようなパン生地などなど・・・。
食事をしたら何もすることが無いので横になる。ipodで志ん生と円生を聴きながら眠ってしまった。夜中にピカチューに似ているキツネ(フェネック)が2匹近くに来ていた。残飯をねらっているのだろう。
ところで砂は細かく乾いているので裸足で歩くのが気持ちいい。ボクの足跡とフェネックの足跡である。ちなみにトイレは岩陰などで適当に済ます伝統的で正しい処理方法。とても潔いのである。
白砂漠には動物や人の形など様々は形の像が自然の造形としてある。不思議な光景がたくさんある。地面があまりに白いのでしょっぱいのかなぁと思いその辺をなめてみたら、ものすごくしょっぱい所とまったくしょっぱくない所がある。ウーム。
この広大な白砂漠でキャンプしていたのがボクら一行7名と200メートルほど向こうに外国人5名ほど。なんとも贅沢なキャンプであったことか。
リーグ戦の結果
【鹿角・大館・北秋リーグ】
大館工 6- 1 大 館
秋田北鷹 9- 4 花 輪
大館鳳鳴 7- 0 大館国際
先ほどまで仲間と一杯。これにて本日のブログは終了です。