安酒発見!
古い酒
車庫を整理していたら埃にまみれた三本の酒が出てきた。
1本はニッカウヰスキーの「GOLD NIKKY」。そして秋田発酵工業が売っている焼酎「そふと新光」が2本である。おそらく15年以上前の代物だ。
オヤジとオフクロが愛飲していたものが、いつの間にか車庫にしまいこまれてしまったのだろう。父も母もアル中と言えるほどの酒豪だった。だから飲む酒は速く酔えるそして長く酔っ払っていられる強い酒。つまり焼酎か安ウヰスキーであった。
だから発見された安ウヰスキーは代表とも言えるニッカの製品。昔はハイニッカと呼ばれていた。1本500円位だった。液体の色は茶色が薄れて淡い琥珀色になっている。また、焼酎は1本は封が切られていてもう1本は封がきちんとしている。しかし、どちらも量は減っていない。
今では焼酎の地位は向上している。が、少し前は秋田での焼酎はステータスが低かった。我が家のような貧乏な家の定番の酒だった。両親の口癖は
「ジャパニーズ(日本酒)は甘ったれくて飲んだ気シネー」
「ツオ(我が家だけの焼酎の隠語??)持ってこい!」
負け惜しみだったのだろうか。今は焼酎全盛時代ですから父母は先見の明があったのかもしれない。
焼酎の認識を変えたのは大学の時である。鹿児島出身の恩師がボクに話した。
「カンちゃん(ボクの愛称)、酒は焼酎だよ」
「えっ??」
「焼酎を燗して飲むのが最高だよ」
「ヘーッ!?」
その時に酒ッコを飲みながら焼酎の良さを聴かされた。先生が言うくらいだから焼酎は恥ずべき飲み物ではないと気づいた。また「甲類」と「乙類」のあることも知った。醸造を学ぶ学科にいて何という認識不足だったことか・・・。
それはともかくとしてビンの外側を拭き取ったら真っ黒なススが付いてきた。写真はまだ拭き取っていない状態なのでボクのように薄汚れているのだが拭き取ったらボクの頭のようにピカピカになっている。
出てきたこの3本。少しずつ飲むことにしよう。長い間、置いたからと言って味は変わらないだろう。そしてアルコール濃度は焼酎25度、ウヰスキー40度近くあるので飲むのにはまったく問題ないはず。
それでは缶ビールを一本飲んだ後に「そふと新光」のお湯割から始めることにしよう。
能代から夕方帰ってきた。能代でも今日は朝から雪がモサモサと降っていた。ところが秋田南インターを過ぎたら雪の量が能代とは全然違った。能代よりも何倍も多い。我が家に到着したら30僂曚廟僂發辰討い拭A畭除雪作業。
我が家のとわちゃん。お昼に行ったイタリア料理店の子供用イスから真っ逆さまに転落。最近とみにお転婆娘になった。ちょいと目を話した隙に椅子に立ち上がった。そのまま後方にドスンである。彼女の泣くまいことか。だが、2~3分でケロリ。背中付近が濡れていたので、背中から床に落ちたのだろう。柔道で言えば受身をとったような感じだったかもしれない。それにしても最近小さな怪我が多いなぁ。昼食はパクパクパクと元気に食べていた。頑張れとわちゃん。
おやすみのハイタッチの手温かくしっとりとして初孫愛し
これにて本日のブログは終了です。