メンタリティー【mentality】に難あり


濃霧

 昨夜から秋田県南地方は濃霧に覆われた。今日、職場に行ったら「霧で前方がよく見えなかった」ことが話題になっていた。
 ボクも昨夕、霧の中を車で走ったのだが本当に神経を使った。それに引き続いて今朝も霧が濃かった。写真はスーパーセンターの駐車場付近。少し太陽が顔を出し始めたところ。
 「霧」といえばその昔のヒット曲「霧の中のジョニー」がよかった。オリジナルがジョン・レイトン。カバー曲があの克美しげるである。

     霧の中ノロノロ車走らせて見えないはずの幻見える



メンタリティー
【1 知性。知力。「幼稚な―」2 心理状態。また、心的傾向】

 先日、今年度の学生野球最後の全国大会である大学・高校明治神宮野球大会が終わった。大学は明治大学、高校は光星学院が優勝。
 新聞の記事を見ながら大会をやっているなぁと半分横目で見ていた。ところが!今朝(2011.11.29付)の朝日新聞のスポーツ欄コラムに『審判を尊重してこそ野球』が掲載された。読んでみたら明治新宮大会での出来事だった。こんな状況なのか。と、少しガッカリしながら少し長いが引用しておこう。

『明治神宮大会で残念なことがあった。審判員の判定に激しく抗議する光景が何度か見られたのだ。
ある選手は人さし指を審判員に向けて詰め寄った。ベンチから大勢で飛び出し「どこ見てんだよ」「ビデオを見ろ」などと、悲しくなるような言葉を口にするチームもあった。
そもそも野球規則は「審判員の判断に基づく最低は最終のもくである。だから異議を唱えることは許されない」と定めている。必死な思いも理解できるが、野球は審判がいて成り立つ競技ということを忘れてはならない。
さらに出場校に配布された大会要項には「抗議権は、監督及び当事者のみとするが、高校は主将及び当事者とする」と明記されている。その点については審判員も、もっと毅然とした態度で臨んでよかった。
一番残念だったのは監督や部長が、すぐに選手を止めなかったことだ。ルールをきちんと勉強し、守ることの大切さを教える機会だったのに、一緒に興奮していたのでは話にならない(中略)
そんな中、愛知学院大の田中友博選手(3年)は決勝で惜敗後、こう語った。同点スクイズを決めたと思ったら、バットに2回当たってファウルと判定された選手だ。
「審判は平等ですし、そういうこともあるのが野球です」
潔く来年の雪辱を誓った姿に、救われる思いがした』

少し前のこと。ボクの知人の野球指導者に試合後、話しかけた

「審判の判定が妙に厳しくなかったか?」
「いや、例えそうだとしてもそれは仕方のないことです」
「でも・・・」
「審判のジャッジは覆らないし、そんなことに神経を使うよりもゲームに集中させた方がズーッといいっス」
「ンだなぁ」
「野球の方向性の問題です」
「なるほど」

この時のことを思い出しながら記事を読んだ。この秋の各地区の最強のチームが集った中にこんな状況とは・・・。学生野球も全体にメンタリティーが未成熟と言えるだろうなぁ。ただ、勝てばいいのではない。(いや、勝てばいいんですけど)その過程で何を得るのかが大切なんですけれどねぇ。



日中は13~14℃前後まで気温上昇。まだ残っている垣根の葉っぱが赤く燃えていた。今宵も何となく過ぎて行く。これじゃあアカンです。早めにゴロリと横になり読書でもしよう。と、言うわけで本日のブログは終了です。

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