映画『選挙2』を観て-1


電車の車内レポート!!??

 昨日、映画鑑賞で東北本線で塩竈から仙台までの往復。映画は後半部でレポートすることにして電車の中で見たことを少々。
 若いネェちゃんたち(二人ですけれど・・・)が全くお話にならなかった。電車に乗るやいなや座席の空いている場所を探索している。電車の中で空いている場所と言えば「優先席」なんですが彼女たちは迷うことなく「優先席」にドカッと座ったのである。そして、スマホをとりだして打ちだしを始めた。
 最近ほとんど聴くことのなくなった「エーシー」の公共広告機構でおおよそ次のようなCMを放送している。

小さな子が優先席に座った。それを見たお母さんが
「ここは身体の不自由な人や老人の人たちなどが座る場所だよ」
「わかってます。おばあちゃんたちが来たら席を譲るの。それまで私が席をとっておくの」
次の駅でおばあさんが乗ってきたら
「どうぞ、おばあちゃん」
と、その女の子は席を譲ってあげた。
見方を変えることも大切だ公共広告機構・・・・。

まぁ、こんな感じですがあのネーちゃんたちは老人が乗り込もうが妊婦がいようと席を譲る気配はなかったなぁ。もっともボクがあいつらに「どうぞ」と譲られたら座りませんけれどね。

 写真は仙台駅の構内で東口方面を見た景色。仙台のような大きな町も夜の9時半を過ぎると寂しくなってくる。

   「おいキミはそこに座って良いのかい」電車で言えず黙り込む吾


ビフォーです・・・

 今日は参議院議員選挙の日。感想を少し、例の出口調査の結果から開票速報が始まるやいやな当確発表をするテレビ放映前に書いておきたい。

 『選挙2』はドキュメンタリー映画である。ナレーションもテロップも全くない事実をカメラで淡々と追っかけた別名「観察映画」と名乗っていた。

 3011.3.11から約一ヶ月後。世間は自粛ムード一色。その中で実施するかどうかもめた?統一地方選挙の川崎市議会議員選挙の宮前区で立候補した山内候補を追いかけている。

 立候補したのは山内和彦さんは2005年の川崎市議補選に小泉純一郎氏の声がけで自民党公認で立候補。完全などぶ板選挙で当選。この選挙のドキュメンタリー(観察映画)が『選挙』として公開された。ボクはこれを知らなかった。
 2007年。補選だったので自民党の地方議員として1年半の任期を終えた時に、自民党は公認しなかったために山内さんは不出馬で主夫となった。
 それから4年後。2011.3.11後に統一地方選が開始された。山内さんは各候補の主張を見た結果、大震災で原発事故があったにもかかわらず宮前区で立候補した13人全員が原発を誰も取り上げて言及しようとしない。
 彼はそこで「脱原発ー子どもたちにツケをまわさない」をスローガンにカネなし、組織なし、看板なし、完全無所属で怒りの再出馬を決定する。
 選挙カーなし。連呼しない。運動はポスターと選挙ハガキだけ。費用もポスターとハガキの印刷費8万4720円だけだった。

 映画は山内さんだけでなく立候補した人たちも追いかけてゆく。取材を拒否する候補あり、持論を展開しようとする候補あり・・・・様々な候補者模様が見えてくる。しかし、彼らの選挙の基本は選挙カーによる名前の連呼。朝夕の駅前での挨拶。握手作戦。これだけである。あとは組織頼み。政策は全然話すことはない。もちろんディベートもない。選挙民はただ名前をおぼえるだけ。

 映画を観ながら感じたとことは「外国人が日本の選挙を見るとものすごくおかしい変である」と言う気持ちを持っていることに納得した。ボクも外国人ではないが日本の選挙は変だなぁと心から思ったのであります。

山内さんは最後に1回だけハンドマイクを持って街頭で演説をした。それも放射能の防護服を着るというパフォーマンスで・・・。

「私、山内に投票しなくてもいいです。しかし、ぜひとも投票に行ってください」

と、切々と訴える。

 選挙の結果、川崎市議選の投票率は44.91%。民主主義とは何かを考えさせられる映画だった。

 これ以降はこのブログの字数不足になったので次回に回します。その時には参議院選挙の結果も出ているので新しい気持ちで考えられるかもしれませんね。つまり「アフター」です。


本日のブログはこれにて終了です。

アフター


劇的ビフォーアフターではありませんが果実に含まれる酸と加えた砂糖と熱の微妙なからみあいでゆったりとしたジャムができました。時間にして約三十分くらい。
500gのブルーベリーで少し大きめのジャムの瓶と普通のジャムの瓶それぞれ一個ずつができた計算。
我がアマチュア無線の先輩であるshoさんはブルーベリーを栽培していてブルーベリージャム作りの名人である。先日も完成品をいただき美味しく食べさせてもらった。

で、今日作ったジャムは?
プレーンヨーグルトにかけて味見をする。そしてパンにちょいと塗ってパクリと食べます。
ウ、ウマイッ。

砂糖酸アレレ誰かの名前かな?ブルーベリージャムことことことと

さぁ、それではこれから電車で仙台に出かけます。

ビフォー


今日は塩釜に来ています。
仙台で上映されるどうしても観たい映画があったのです。
上映時間は午後6時過ぎ。塩釜のお父さんの家で休憩中。
すると塩釜のお母さんが
「ブルーベリーを四パックほどもらったんだけど・・・」
「なるほど」
「ジャムにできないかしら?」
「やってみるべ」
計測したら500gあり味見をしたら酸っぱめだったので砂糖を八割にして煮込んだ。
さぁ、どうなりますか。

燻製の材料ゲット!


桜の枝伐り

 職場の何本かのソメイヨシノが鬱蒼と茂っていた。日陰としては最適だが冬場になると雪が乗り枝折れが起きたりして少々危ない時もあった。そんなわけで枝の選定作業が実施された。
 切り取られた桜の枝がまとめられているのを見ると2~3本欲しいなぁと思った。その行方を聞いたら廃棄するとのこと。それではいただけないかと聞いたら大丈夫とのこと。3本ほどいただいた。
 何に使うのか?
 それはですねぇ。燻製をいぶす薪にするのであります。肉や魚の燻製用の木としては楢、桜、リンゴなどが良いとされているようだ。だからいただいた桜の枝は乾燥させて秋頃にやろうと思っている燻製に使うのである。
 実は春先に戸波鉱泉に行く時にリンゴ畑を通る。そのリンゴ畑に選定したリンゴの枝がたくさん摘まれていたのを見た時にも欲しいなぁと思った。でも、黙って持ってくるわけにもゆかず通り過ぎるだけだった。
 かように剪定したり枝払いをした場所を通ると「もしかしたら」と乞食根性丸出しのボクなのであります。ハイ。

 ところで何を燻製にするのかですがニワトリのもも肉の予定。ニワトリ丸ごとでもいいのだが何となく面倒なので最近はもも肉にしている。今回は手羽先もやってみようかとおもっているが・・・・。

 写真はそんなすっきりと刈り込まれた桜の木です。


かなり危ない国防軍

 今朝のラジオを聴いていて「オッ」と声を出してしまった。
 それは、自民党の石破幹事長が憲法9条を改正し自衛隊ではなく「国防軍」とする時に「僕は戦争が恐いから行かないとか軍には入らない」という若者が出てきた時に「軍法会議」を開くというのである。この軍法会議は自民党の憲法草案にもあるという。石破氏の発言は次のような内容。

『これは国家の独立の為だ、出動せよ』と言われた時に、いや行くと死ぬかも知れないし、行きたくないという人がいないという保証はどこにもない。だから国防軍になったらそれに従えと。それに従わなければその国にある最高刑がある国なら死刑。無期懲役なら無期懲役。懲役300年なら懲役300年。そんな目に逢うなら出動しようかと。人を信じないのか、と言われるけど、やっぱり人間性の本質から目を背けちゃいけない」

 参議院議員選挙圧勝の予想を受けて着々と憲法改悪、国防軍設置、さらには軍法会議までの目論見(いや本心)が見えてきたと言えよう。安倍晋三氏や石破氏のような「軍隊おたく」のような人間たちにまかせたらとんでもないことになることは火を見るよりも明らかなんだけどなぁ。

 TPPに関してもアメリカの通商大臣(かな?)が自民党が農産物には聖域を儲けるなんてことを言っているが、日本にそんなことはさせない。すべての物品に関税撤廃をさせると言明したと報じられている。つまり農産物も例外ではないということらしい。自民党(ばかりではありませんけれどね)の考えるTPPは日本を売り渡すことも視野に入ったと言わざるを得ないだろう。

 電力会社による原発再稼働の申請も自民党圧勝の予想を受けての動きだとボクには見える。原子力規制委員会のトップも少し前には「たとえ申請があっても審査には短くても半年以上1年はかかるだろう」と話していた。それが何と言うことでしょう。最近では「できるだけ速やかに審査したい」ようなことを言い始めた。完璧に自民党に圧力をかけられているとしか考えられない。結局、そんな尻尾を振る人たちを規制委員会のメンバーにしているってことなんでしょうが。

 昨日もブログに書いたが今回の選挙結果によって「あの時から日本はおかしくなった」と言われることが現実になってきたように思えてしかたがない。
 こうなれば今度の選挙の投票は気合いを入れてやってこよう。と、言うことで夕方不在者投票に出かけて清き一票を投じてきた。ただ、ボクの勝率は非常に低いのですけれど・・・・。

 じっと見守ってゆかなければいかんのでしょうねぇ。

   一票を二つに折りて願いこめ箱に入れます良き国になれ


我が家のとわちゃん。この頃どんどん生意気になってきた。反抗期なのか女の子特有というのか・・・。女の子を育てたことがないのでよくわかりませんが。でも、それも一瞬。すぐにメンコクなりますです。ハイ。
写真は彼女が最近はまっているプリキュアを踊っているところ。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。

「日本を取りもどす」って何?


夕焼け

 夕方すでに日没は過ぎていた。職場から帰ろうとしたら夕焼けがきれいだ。今日は終日雨降りだったが夕方頃から少し雨があがってきた。西空に少し雨雲が切れた部分から夕焼けが漏れてきたのだろう。数分、車で走行したら夕焼けは消えてしまい黒く灰色の空になってしまった。
 貴重な夕焼け。明日は晴れるだろうか。


右翼にも見限られた??

 2013.7.17付朝日新聞オピニオン欄に「日本の現在地 下」として右翼の立場から「正義」を追求してきた木村三浩さんが談話を発表している。この談話で木村さんの言葉に息を飲む思いがした。
 今まで右翼と言えば街宣車をガンガン鳴らして威嚇する集団とばかり思っていた。ボクが何回か参加した組合の全国の教育研究集会でも厳重な右翼対策の警戒の中を歩いたこともあった。
 しかし、木村さんの談話を読んで納得する部分がたくさんあった。木村三浩さんは現在右翼「一水会」代表とのこと。

 木村さんの考え方は「和をもって貴しとなす」が日本の文化と伝統であり目指すべき姿と言う。ところが今の日本は、嫌韓国、嫌中国を語ることで日本人の劣化から目を背け、見せかけの自信を得ようとしているという。お手軽で、非歴史的で検証に耐えない。と、厳しい。

 日本は右傾化したと言われているが、木村さんのような民族的右翼は暗然たる気持ちで現在の社会を見ている。対抗する理想を語るべき左翼はソ連崩壊とともに効力を失った。それにともない右翼も理想を語らなくなり、代わりに出てきたのが、他人をさげすんで自らを慰撫する夜郎自大なお手軽ナショナリズムだ。と、言う。なるほどなぁと木村さんの話すことには納得できることが多い。記事の内容を少しまとめると次のようになる。

『アメリカ追随は国益とまったく違う次元である。特にイラク戦争への加担はアメリカ言いなりで判断が妥当だったかの検証もおこなわれていない。こんな現状を放置したまま憲法を改正したら、集団的自衛権の旗印のもと、アメリカの下請けとして、どこまでも引きずられてゆくことになる。だから、現時点では憲法改正には反対せざるを得ない』
『TPPも日本をアメリカに売り渡すことになるので反対』
『安倍晋三首相は自分の言うことに反対する人間はみんな左翼だとレッテル張りをして攻撃する。お手軽な時代にふさわしいお手軽な政治手法である』
『何よりも許せないのはアメリカに付き添っている代償行為として、お手軽ナショナリズムを政治がくすぐっていること。その典型が「主権回復の日」。沖縄を例にとるまでもなく、主権なんか回復されていない』
『自民党は「日本を取り戻す」と盛んに言ってるが、どこから何を取り戻すつもりなのか。「取り戻す」の内実はきちんと検証しなければならない』
『みんな自分の生活さえ守れればいいとなって、問題が起きた時に何が「正義」か問うことすらできなくなっている。お手軽に生きているツケは、いつかきっと払わなければならないでしょう』

 ボクの考え方はどちらかと言えば左寄りだ(完全に左だろうという声もありそうだが・・・)。しかし、最右翼の木村さんの話す内容には何だかスッキリするしわかりやすい。

 何が大切かを普通に考えると右寄りの考えも左寄りの考えも目指すところは一緒かもしれない。それは「良い日本でありたい」ということだと思う。けっして「強い何でも蹴落とそうとする日本」ではないはずだ。
 ボクが良い日本になってもらいたいと思う気持ちは安倍晋三首相が「左翼は消えろと言う政治家たち」よりも」強いと考えている。

 と、考えながらわけのわからない「日本を取りもどせ」という自民党政権は右翼からもある意味見放されているなぁと感じた次第。

 それにしても今回の参議院選挙の結果「あー、あの時の選挙から日本の方向はおかしくなった」と歴史家に言われないようになってもらいたいですけれどね。

   この平和多くの犠牲があったから忘れちゃダメと憲法九条


どうも最近はわかちゃんの登場が多い感じがする。それだけ、とわちゃんに会えなくなったんです。まぁ、それはそれで仕方がありませんね。
と、言うわけでわかちゃん。どんどん動き回って獲物を狙ってあちこちに目配せしている。いいですねぇ。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。

政治状況に関心あり?


LPレコード

 先日、アリスのコンサートに行った時にとても反省したことがある。それは予習していかなかったことだ。

 知人がよく言っていたことだ。その人はコンサートに行く時には新しいCDを聴きこんでから出かけるとのことだった。そうすることでコンサートで聴く歌のほとんどは知っている歌でノリノリになれるとのこと。
 その時にはフーンと聞き流していたのだが先日のアリスのコンサートの時にその言葉を思いだしていた。40年以上も歌手活動を続けているとは言われているがボクにとってはアリスの歌は知っている曲は少ない。ほとんどが新しい歌である。と、言うことはそれほど楽しくないのである。

 そんなわけで遅ればせながら現場では「ALICE 30 SONGS」CD2枚セットを買ってきた。聴いてみてもどうもピンとこない。
 そこでネットオークションで「ザ・ベスト・オブ・アリス」をレコードで検索したら出てきた。落札千円なり。値段が高いかどうかは別にして昨日届いた。早速、CDに焼き込んで車で聴いてみるとレコード独特のパチパチノイズとともに昔のヒット曲がしみじみと懐かしく甦ってきた。
 と、言うわけでコンサートはある程度の予習が必要だなぁと思っている。お粗末。


朝日歌壇から

 短詩型文学の座にをさまりて言論弾圧の記憶は遠し
           四日市市 澤 憲さん

 この短歌は7月15日付朝日新聞の歌壇に掲載されたもの。選者の佐佐木幸綱さんは次のような評を書いている。

『社会的現実や政治状況に無関心な最近の短歌を批判する一首。共感する読者も多いだろう』

 そんな意味合いだろうか佐佐木さんが選んだ今週の短歌は政治的な意味合いを含む歌が多い感じがする。少し引用させていただく。

  ゆるキャラが復興費着て踊ってるエ~じゃないかエじゃないかと
               西海市  前田一揆さん
  東日本大震災の死亡欄とうとう消えて今はもう過去
               東久留米市 田村精進さん
  過労死と過労自殺が増えているストもできない仕組みのなかで
               福井市 観 正一さん
  四十年家族と生きた庭木伐る原発憎しチェンソー哭く
               福島市 伊藤緑さん
  銃後という言葉通じぬ息子らに九条守る書名を頼む
               磐田市 伊藤正則さん

 もう何首かあるのだが割愛させてもらいます。これらの歌の心に寄り添いたいなぁと思う。政治状況にはしっかりと目を見開いていたい。

  愛国を声高にいう人たちはボクの愛する国を売り出す
               お粗末 ボクです


我が家のわかちゃん。自力で経つ時間が10秒近くになった。そして3~4歩前進する。それだけ目が離せなくなってきたのですけれど・・・。
高校野球は昨日全力チームが惜敗。今日は古巣も惜敗。何だか高校野球を見る意欲がちょっとしぼみそうになった。しかし、ベスト8に進出したチームの活躍を見たいと新たに気持ちが盛り上がってきた。三日後に開催される準々決勝から目が離せない。
と、言うわけで本日のブログは終了です。

アカショウビンが近くに


録音しました鳴き声を

 今朝、裏山からアカショウビンの声が聞こえてくる。これまでだと2~3回「キョロロロロロ」と鳴き声を聞くとフェードアウトして聞こえなくなっていた。

 ところが今朝は「キョロロロロロ」の声が何度も何度も聞こえてくる。外に出てあらためて聞いてみると百メートルも離れていない杉林の中で鳴いている。鳴き声の後にくちばしをパタパタとするような感じの音も聞こえる。そこで動いているなぁと思わせるのであった。

 あわてて小型の録音機を準備して鳴き声を録音することに。まぁ、だいたい録音だとか録画だとか写真だとか、アッと気づいて機械を準備すると対象物は消えていることが多い。たいていが後の祭りですねぇ

 ところが今朝は大丈夫。アカショウビンは何度も何度も鳴いて録音機の中に声を残してくれた。録音している時にカラスが鳴きながら杉林の中に飛んでいった。すると一瞬アカショウビンは鳴き方をやめた。でも、すぐに特徴のある鳴き声を出していた。

 少し耳をすますと遠くでかすかに別のアカショウビンの鳴き声が聞こえていた。いくつかの個体が渡ってきていることは確かだなぁ。

 アカショウビンは南国から渡ってくる鳥。我が家の近くで営巣しているのかもしれない。アカショウビンと言い、サンコウチョウと言い今年の夏は「声の良い鳥」を聴くことが出来ている。

 ちょっと残念なのはカッコウの声を一度も聴いていないことだ。


元素の周期表再び

 5月15日のブログに東京エレクトロンの広告『元素周期表』のことを書いた。

 今朝(2013.7.16付)の朝日新聞に『朝日広告賞』の受賞について報じていた。2012年度第61回朝日広告賞の中から広告主が応募した「広告主参加の部」で東京エレクトロンの『元素周期表』が最高賞を受賞したとのことだった。受賞の紹介には次のように書かれている。

『元素ひとつひとつが私たちの身の回りにどう生かされているか、イラストとともに分かりやすく解説してくれている周期表である。審査委員からは「子どものころにこの広告に出会っていたら、科学が好きになっていたかも」との感想も漏れた。読者からは、英語版や、風呂場で学べるように防水加工したボードを求める反響もあったという。広告主の東京エレクトロンは読者から反響があったの何よりも喜びとのコメントもあったという』

 すごいですねぇ。昨年あたりから元素の周期表は本になったり下敷きになったりipadのアプリになったりしてとてもカラフルなものがたくさん出ている。元素の周期表がちょっとしたブームのようだ。
 それらの幾つかを商売上必要な時もあるので持っている。その中でも朝日新聞に全面広告で出た周期表は簡潔でとてもわかりやすい。例えば水素Hは次のように書いている。

『元素の中でもっとも多く存在している水素。軽いけれどロケットも飛ばしてしまう力持ち』

我が家のとわちゃんもこの周期表の絵だけを見ている。「スイカは?」「ガイコツ君は?」「花火は?」「携帯は?」など質問すると「これっ!」と指さして喜んでいる。もちろん元素の名前なんかは知りませんけれど・・・。それだけで充分だと思う。

手元に4~5部ありますのでどなたかポスター替わりにトイレにでも貼りませんか?プレゼントします。


とわちゃんとわかちゃん。ボクが今日の夕方帰宅したら夕ご飯を食べていた。オーッと久しぶり。とわちゃんはipadで動物の絵を見ている。それをわかちゃんも見たくて寄っていくのだが、お姉ちゃんはいじわるで見せてくれない。まぁ、こんなもんでしょう。その様子を見ているだけでジジバカはニコニコである。
これにて本日のブログは終了です。

   マスコミの世論調査は変ですね世論操作のような気がする

南三陸町のモアイ像


震災復興道遠し

 宮城県の海岸沿いは曇り空で時々小雨交じりの天気。

 今日は南三陸町の震災復興の様子を見に行った。と、言うよりもどんな状態なのかを確認してきた。
 それにしても南三陸町という名称がなんとも良くない。平成の大合併などと言うボクから言わせると愚策で南三陸町という名前になった。
 もともとは志津川町と歌津町だったのである。志津川町には昔、職場で一緒に勤めた人がいた。歌津町は日本初の恐竜の中まである魚竜が発見された町である。だから最初に津波の被害を報じるニュースを聞きながら「南三陸町ってどこだ?」と考えてしまった。

 三陸道を下りて旧道に入り峠を越えて志津川町に入った。狭い地域だが何もない。そのうちに何度もテレビ画面で見た町役場の残骸の鉄骨が見えてきた。ここで津波避難を放送する女性が最後までマイクを握っていたと聞く。
 海辺からすぐの場所でそんなに広いエリアではない。ここに多くの家が建っていたのだろう。それが根こそぎ津波にさらわれた。

 志津川を過ぎて10分ほど走って歌津町に入った。歌津町も津波で大きな被害を受けている。途中で海産物を売っている店に寄り小ぶりのホヤを5個購入。養殖のホヤは津波で全滅している。販売しているの天然のホヤとのこと。

 歌津から志津川に引き返して復興の「南三陸さんさん商店街」に寄り昼食。ここにはモアイ像が立っていた。
 どうしてモアイ像が?と思ったら、チリ地震津波の関係でチリとの交流があるとのこと。以前から交流があったモアイ像は津波に被災して新たなモアイ像が写真の一体とのことらしい。

 被災にはボランティアが荒れ地を整理することに精出していた。しかし、復興はままならない様子をまざまざと見ることができた。いま、参議院議員選挙で自眠党や眠主党などの党首たちが続々北の地を訪れているようだ。これはあくまで目くらましのパフォーマンスにすぎないとボクは思う。
 3.11から2年4ヶ月過ぎても状況はほとんど変わっていない様子を見て震災復興の政策はおそらく二の次三の次だろうとボクは予測する。もし、東京だったら・・・。もし、大阪だったら。もし、大都会だったらと考えると、北のへんぴな土地はおそらく政治は切り捨ててゆくんだろうなぁと思った。

 被災した場所は少しずつ雑草に覆われつつあった。震災の記憶はこうやって少しずつ覆い隠されるのかなぁとも考えてしまった。北の地に住む人たちの悲哀と言いますか。
 そうでないことを祈りつつ南外に帰ってきた。


  志津川の被災地に立つモアイ像復興見えるかその目の先に



と、言うわけで今日は南三陸町(志津川と歌津)を見てきました。ある意味有意義な海の記念日でした。
これにて本日のブログは終了です。

こまち球場にて


全力監督の勝利を確認

 今日はこまち球場で試合観戦。秋田修英高校対羽後高校の試合だった。

 試合は秋田修英高校が5回まで11点をあげて5回コールド11-0で勝利。

 この試合を見ながら2年前のことを思いだしていた。修英高校は部員不足で2年前に二人の部員に1年生が入部してどうにか九人そろい、試合ができるようになった。監督はボクが以前某高校で同職した全力監督である。
 その時の夏の大会。奇しくも今年と同じ羽後高校との対戦。1-19で敗退している。
 それから少しずつ部員が増えて今ではベンチ入り20人の他にボールボーイまで出せるくらいになった。春の全県大会にも県南第7代表として出場し着々と力をつけてきていた。

 そして、今日の試合。まず驚いたのが打者のスイングが鋭くなったことだ。さすがである。そして、守備時にはバックアッププレーなどがしっかりとできていることだった。前の塁を狙おうとする気持ちも伝わってきた。

 そして、この夏の大会の勝利。貴重なものだとボクは思った。

 この試合を見て部員の成長する姿と、子どもたちを育てることとは何かと言うことを感じさせてもらった。ナイスゲームだった。だから次の試合にも勝てるとは限らない。しかし健闘を祈りたい。



と、言うわけで本日は野球を観てからちょっと遠出をしますので生存証明のような早めのブログアップです。

高校野球の奥深さ


高校野球応援

 朝から雨。昨日から続いている結構強い雨である。ところが今日は高校野球をやるという。
 エッ!そんなバカな。この雨でやれるわけがない。と、思っていたのだが開催するという。それでは準備準備。

 仕事先に着くまでズーッと雨はやまない。それでも職場に着いたら小降り。これは大丈夫かもしれない。そこで応援隊出発。

 バスは高速道路を通って能代に向かう。秋田市にかかってきたら雨は完全に上がり薄日が差し始めた。そして、能代近くになったら青空が出てきた。
 梅雨前線を横切っていたのである。そして、梅雨前線の存在を身をもって感じる2時間のバスの旅でもあった。

 能代球場は野球日和。最高のコンディション。種々の手続きが終わり入場し応援が始まった。まぁ、その前に旧友、旧同僚、色々な方にお会い出来たのではあるが・・・・。懐かしく出逢いの不思議さを感じていた。それは、ここでは割愛。

 さて、野球である。
 やはり、選手諸君の日々の生活態度がすべてに出てくることを実感。最後の大会だからこそそんな場面が出現するなぁと心から思った。
 それから審判のジャッジ。外側から見ていて下手くそすぎる。と、感じた。確かに審判員も貴重な時間をボランティアとして参加してくれている。それには感謝するしその熱意に敬意も表する。だが、それでも「ウーム・・・」と感じるジャッジが多々あった。
 どっちのチームに肩入れして見ているわけではなく公平に見ていてそう感じたのだから審判のレベルアップを望みたいなぁ。

 で、結論。
 無神論者でお寺の末裔であるボクだがグラウンドには「野球の神様」がいるなぁとあらためて感じた試合だった。ボクが考えるに野球は色々な意味で「野球をなめちゃいかん」ってことだと思う。具体的に書けば山ほどあるが要するにひたむきさ・全力さ・謙虚さ・素直さなどなんですが・・・。
 野球の神様は最後の最後にこれまでに取り組んだ「野球」に厳しい試練を与えるってことなんだなぁ。

 最後に今日応援で引率した生徒諸君は頑張ったなぁと思う。この姿を見ることができて良かった。

  野球とはかくも厳しく残酷で君らの全て瞬時にあらわす


梅雨前線。見事にあります。ボクは2枚の写真でそのことを実感しました。
上の写真は野球の応援をしている場面。能代です。晴天ですねぇ。そして、下の写真ガクアジサイは霧雨状態の中での撮影。我が家の付近。これが梅雨前線をボクが感じた二つのイメージである。
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