盛岡へ
家人のかかりつけの病院が盛岡にある。彼女は2ヶ月ほど前に突然ケガをしたので駅などで長い距離や階段を移動するのが少々困難な状況。
そこで本日は運転者として盛岡に行くことになった。病院は盛岡駅前にあるので駅前に駐車して病院に関係のない私は盛岡駅付近をウロウロと。
家人の病気は大丈夫らしい。良かった良かった。盛岡は晴れ。岩手山がきれいに見えていた。
この写真は車が信号で止まったときにあわてて写したものです。
帰り道は国道46号線を通ってきた。秋田と岩手の境界にある仙岩トンネルで秋田側の生保内に出てすぐに『峠の茶屋』というドライブインがある。
しばらく閉店状態だったが1ヶ月ほど前に再開したとのことで昼食で寄りました。中華そばを食す。とてもシンプルで悪くない。食事が出てくるまでの間、店に置かれている『クニマス百科』を手にした。
国策によって田沢湖が玉川の強酸性の水が導入され酸性化して一属一種だった天然記念物級の「クニマス」が絶滅。戦争とは何ともバカなことをするってことだ。
この一冊にはクニマスの習性や絶滅について記載されている。2000年に発行された。今は電子ブックで配信されているようだ。この本の210ページに下の記事がある。
昭和10年(1935年)に山梨県の西湖にクニマスの受精卵を送ったという内容である。ハガキの文面は次の通り。
『山梨県西都留郡 西湖村漁業組合から秋田県仙北郡田沢村春山秋田県水産試験所田沢湖ふ化場あて。十年四月九日付け
先般ご送付下さったクニマス卵、二十日五時頃富士吉田へ到着。直々に運搬、収容したところ成績優良でご安心下さい。死卵のごときも二百七十粒しかありません。おって、代金は県と打ち合わせの上ご送付申し上げます。』
何と言うことでしょう。絶滅したと思われたクニマスが2010年に西湖で生き残っていたことが京大の教授やさかなクンによって発表されたのである。そのニュースを見たときに奇蹟だよなぁと思ったことを思い出す。
そんなことを思いながら中華そばをツルツルと食べたのであります。峠の茶屋のおでんを持ち帰って夕方から一杯やっています。美味いです。
夕べ、地域のメンバーと呑んだことは昨夜のブログに書いた。その時のことを少々。
「アベシンゾーの支持率っておかしいよなぁ」
「ンダンダ」
「オレはアベシンゾーを支持シネー。オメは?」
「オラも支持シネ」
「じゃあ、そっちのオメは?」
「オラもだ」
「ってことは支持率0パーセントだべ」
支持率なんてこんなもんだと思うのであります。
突然、電話が鳴ります。
「もしもし、私は○○新聞の世論調査です」
「ハー?!」
だいたい、ここで回答するにしてもしないにしても身構える。つまり「忖度」がはじまる。昨夜のボクの「支持する?」との質問に忖度して「しない」と言うような感じで・・・
電話世論調査に
「アベシンゾーを支持しますか」
内心では「それほどでもネーンだが・・」と、思いつつ
「エー、まぁ」
これで支持になってしまう。
もしかして
「あまり(支持していません)・・・・」
と、思っていると
「それじゃあ次の質問です。人口対策はどうでしょうか」
「はぁー、まぁ頑張っていると思います」
「頑張っているんですね。それではアベシンゾーの政策はどうですか?」
「まぁ、いいんじゃないですか・・・・(本心はよくわからないが)」
こんな感じで支持率はどんどん作られるのではないか、と私は想像しているのです。
そんな中でも北海道新聞ではアベシンゾーの支持が46パーセント、不支持が50パーセントになったとの報道もある。これでも支持率が高くて驚いてしまう。だが、いよいよ逆転現象が起きてきたのも確か。
要するに支持するかどうかよりも個々の問題(アッキード事件など)を支持するかどうか問うのが正しいような気がする。
その個々の問いかけとして安倍友問題と言いますかアッキード事件について今日のネットで次のような内容で書かれていた。
『支持政党別にみると、「納得していない」との回答は、自民党支持層55.3%、公明党支持層61.4%と、与党支持層でも半数を超えた。民進党支持層は90.0%、共産、自由両党の支持層はいずれも100%だった。「支持政党はない」とする人では71.3%。一方、「納得している」との回答は自民党支持層でも23.6%と低かった。
首相夫妻は、森友学園に対する国有地格安売却への直接的関与を否定しているが、昭恵氏付きの政府職員が財務省に照会をしていたことが明らかになっている。また、同学園の籠池泰典前理事長が証人喚問で首相側から100万円の寄付を受けたと発言したのに対し、首相夫妻は全面的に否定し、食い違いが生じている。
調査は7~10日、18歳以上の男女2000人を対象に実施し、有効回収率は62.9%。』
これなら理解できる。自民党や公明党の支持者でさえ半数以上がアッキード事件を納得していないことが明確である。どうしてこのような数値になるのかです。それはアッキード事件については「Yes」「No」を言いやすいからだと思う。
要するに嘘つき夫婦問題の解決はただ一つ。二人に退場してもらうしかないのである。もちろんアッキードの証人喚問も絶対に必要ですね。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。相変わらずハチャメチャでした。
岩手山あいも変わらず艶めかしキミに惹かれて盛岡に来た