秘密落語独演会


平鹿平野から奥羽山脈を望む

 寒い。冬将軍はまだまだ居座るつもりだろうか。でもまぁ、こんなものだろう。
 数年前の今頃は静岡の磐田周辺に遠征合宿だった。年によって寒い春もあり、ものすごく暖かい春もあった。
 遠征合宿の一環として甲子園のセンバツを最初に見学に行った時(10年前ぐらい)の春はものすごく寒かった記憶がある。甲子園のバックネット裏で震えていた。
 今日のセンバツを見ていたらその時のような雰囲気だった。

 そうそう秋田商業残念だったなぁ。今日は今後の参考になるかもしれないと考えて、試合の模様をDVDにした。その内容をチラチラ見ていて素人ながら気づくのは、秋商は秋からの課題が克服できていないと感じた。つまり、打てないのだ。バッティングって難しいなぁ。

 さて、今日は平鹿平野から奥羽山脈を見た空である。寒いとは言え、真冬とは違って青空が顔を出している。
 写真は大森町から大雄-横手市を見てその奥に奥羽山脈につながる平野である。小さくて見えないかもしれないが手前の白い物体はハクチョウが群がって北に帰る準備をしている風景だ。

 これからはこの風景を良く見ることになるかもしれない。


秘密の落語独演会

 一昨日秋田市で開催された秘密落語独演会。「秘密」って何だかワクワクする響きですねぇ。

「今晩のことは言わないでね」

テレビの番宣で女優が話している。秘密の淫靡な感じってこんな状態かもしれない。良くわからないけど・・・。ウーム。
 実際には主催者が秘密独演会だからブログ等に書かないでと女優のようにささやく。しかし、さすが太っ腹白鳥師匠。別に秘密にしなくてもいいですからと話した。

 さてその秘密の内容だが、三遊亭白鳥師匠の落語会だった。ボクはこれまで白鳥師匠の落語や噺を聞いたことがなかった。秋田落語会から秘密落語独演会の案内があった時に、ちょうどボクの勤務の契約も切れるし時間も空いていたので早速申し込んだ。

 白鳥さんについてはほとんど予備知識なしで出かけた。その方が楽しめる。せいぜい白鳥師匠は新潟県出身。三遊亭圓丈師匠の弟子くらいを知っていた程度である。これでも予備知識は十分かもしれないが・・・。

 三席とも新作落語だった。まぁ、完全に新作は一席。もう二席は古典落語を独特の味付けで白鳥ワールドの噺を作り出していた。圓丈師匠の弟子ならば新作中心になるのは当然と言えば当然だろうなぁと感じた。

 一席目は有名な「時そば」を新潟版で演じた。ディテールとオチが凝っている。二席目は完全に自作で「初めてのフライト」というタイトル。時事ネタだった。客席は(と、言っても90人限定とのこと)ドンドンとうけていた。中入り後の三席は「白鳥版火焔太鼓」。これがなかなかに楽しめた。「火焔太鼓」は古典中の古典だと思うのだが白鳥師の手にかかると別の世界になってしまう。しかし、本筋は外れない。

 噺をする。いや話を聞いてもらう。自分の仕事としてやってきたのだが噺家の呼吸はすごいなぁとつくづく感じる。自分も人前で話さなければいけないのに工夫が足りないなぁと反省。
 そのためには練習(稽古)が必要なことも痛感した。
でも
「ご隠居さん、ごきげんいかがで」
「おー、八つぁんかい」
「するってぇーと」
なんては言えませんねぇ。

次は圓楽襲名興行かな。落語は人生を教えてくれますぜ。ダンナ。

  八つぁんもご隠居さんも人生を垣間見させる業の深さを

たっぷりと楽しい2時間だった。


以上で本日のブログは終了です。のんびりと過ごす日々です。

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