県南総体第1日目
グラデーション
ここ数日、気温は25℃を超えて夏日が続いている。大会の引率があるので早朝に出た。途中で朝霧の中に赤からピンクそして白へと段階的に色を変えている梅や桃や李の花があった。
意識的にグラデーションをつけているのかなぁと感心しながら少し眺めた。初夏の風景なんだろうなぁと感じる。
県南総体始まる
なぜ、早く出かけたのか。それはさっきも書いたが生徒引率。県南総体バレーボール競技が始まるのだ。増田体育館までGOである。角館からはマイクロバスで約1時間15分。結構時間がかかるねぇ。
会場に着くと体育館全面でそれぞれのチームが大声で練習をしている。
さぁ、ここでボクは妙に違和感を覚えた。
メインコート。つまり、試合をおこなうセンターを使って練習しているチームは地元のチームである。当然、地の利はある。でもこれって変ではありませんか。だって近いチームほど有利でしょう。我がチームは第1試合である。それも開会式終了後の開幕試合。我が校と増田体育館の間は距離はともかく時間的には高速道路もなく物理的に最も遠い位置にある。
だったら朝早く出るべきだ、あるいは宿泊したらよいだろうと言われるかもしれない。しかし、今はそんな時代ではない。同一の県南地区で開催される場合に宿泊は許可されていない。これはどこのチームも同じだろう。
さて、何を言いたいのかと言えば「試合の順に、時間を区切って練習会場を割り振るべきだ」ってことだ。
野球の場合には第1試合のチームが使用する球場でアップをおこなう。第2試合以降のチームは他校のグラウンドか近くの学校の室内練習場でアップをして試合時間開始1時間以上前に球場入りする。(試合開始予定時刻1時間前にトスをおこなうからだ)。まぁ、それでも遅れてきたチームもあり少し騒動になったことはあるのだが・・・。これは「あの」監督の怠慢。
バレーボールでも(もしかしたら他の競技でも)平等に試合前のアップ時間を保証してやるべきだ。それがケガ防止にもなるし良い試合も展開される。
要するに図々しいもの勝ち。やったもん勝ちならばマナーもスポーツマンシップも何もあったもんじゃない。と、家に帰ってボクは吠えていた。
で、試合はどうなったかである。
11チーム参加のA、B、C3つのリーグで予選をおこなう。我がチームは角館南・角館・増田の3チーム予選リーグ。A、B、C各リーグの1位だけが明後日の決勝リーグに勝ち進むことになる。
25-9
角館南 2 0 角 館
25-7
まずは一勝である。明日は地元の増田高校戦。
勝つことはこんなに
つらく難しい
緊張気味の少女のひとみ
高校野球の結果
各地区のベスト4が出そろった。準々決勝で勝ったベスト4は21日から開幕の全県大会出場権獲得。
県南地区
準々決勝
大曲工 11- 2 増 田(7コ)
大 曲 8- 6 角 館
大曲農 7- 6 横手清陵
横手城南10- 3 平 成(7コ)
敗者復活戦
湯 沢 10- 3 大農太田(7コ)
西仙北 不戦勝 雄 勝
雄勝は登録メンバー9人のうち一人が
インフルエンザで出場辞退(気の毒だ)
中央地区
準々決勝
明 桜 8- 0 秋 田(7コ)
男鹿海洋 5- 3 由利工
秋田西 8- 6 秋田
由 利 1- 0 秋田中央(延長10回)
敗者復活戦
仁賀保 12- 9 矢島
秋田商 11- 1 男鹿工(6コ)
五城目 6- 5 新 屋(延長10回)
県北地区
準々決勝
大館鳳鳴 7- 5 合 川
大館工 10- 0 花 輪(6コ)
能 代 12- 1 鷹巣農(5コ)
鷹 巣 8- 6 能代商
明日は各地区敗者復活戦(5~6位決定戦)がおこなわれる。各チームの健闘を期待したい。
それにしても中央地区の勢力図はどうなんだろうなぁ。秋田、秋商、金農、中央、秋田南、本荘、男鹿工、新屋、秋田工などここ数年活躍してきたチームが軒並み敗退している。さぁ戦国時代だゼ。
これにて本日のブログは終了。さぁ、明朝も早い。軽く一杯やって寝よう。