逃げたコミッショナー
秋晴れ
宮城は曇り空だった。午後から墓参りを終えて東北道を北上し北上(こちらはきたかみ)から秋田道に入る。湯田付近を越えたら青空が出てきた。秋晴れである。少し風もありススキの穂も逆光の中でなびいている。
プロ野球加藤コミッショナー辞任
統一球問題で揺れた加藤良三コミッショナーが9月19日に突然来月いっぱいでの辞任を発表した。今シーズンのプロ野球がクライマックスに向けて盛り上がっているこの時期にだ。
統一球が飛ぶボールになったことを「知りませんでした」と言うくらいの男だから相変わらず無責任極まりない。言い訳ばかりの人だなぁと思う。
日刊スポーツ紙をはじめマスコミ各紙は「加藤コミッショナー逃げた」という論調である。まったくその通りである。
あくまでもボクの予想だがこれはバレンティンのホームラン日本記録が原因の一つだと思っている。
そのシナリオを考えてみると・・・・。元YG選手の王貞治選手がもつ55本の聖域を一挙に超えられたことに対して
YGの会長Wから文句が出たのである。
W「何だって飛ぶボールにしたんだ我が社の至宝の王貞治の記録が破られたではないか」
K「すみませんでした。まったく知らないことで・・・」
W「この記録だけは日本の聖域として破られてはいけなかったものだ」
K「申し訳ありません。55本なんて知りませんでしたから・・・」
W「エーィ。しゃらくせー折角お前をイエスマンだと思ってコミッショナーにしてやったのに」
K「・・・・」
W「すぐに辞表を出しなさい辞表を」
激怒するW氏の前で這いつくばるK氏の姿が見えてくるのであります。
まぁ、いずれにしても加藤コミッショナーとしては飛ぶボールによってバレンティン選手のホームラン記録が出たことは想定外だったと思う。もちろんYGの会長としても・・・・。
いずれにしてもペナントレース終盤の時期に突然のように辞意を表明したのは無責任極まりない。
しかも「飛ぶボール問題」を第三者委員会で検討している。その結果、加藤氏が責任をとらされる可能性もある。責任追及を避けるためだったと言われても仕方がないだろう。
先日、とわちゃんの運動会が開かれている隣の小学校の野球場で小学生の野球大会がおこなわれていた。
外野のスコアボードの横で一人のお母さんがスコアをつけながらスコアボードに点数を入れる子どもたちにルールの説明や得点を教えていた。
いいなぁ。こんな人がお母さんだったらどんなにかいいのか。と、思った。野球が大好きで子どもたちの成長を願う姿勢を感じたからだ。こんな野球好きの人たちの夢を担っているのがプロ野球である。
そのトップがこの体たらくでは野球小僧たちが可哀想である。ルールとは何かを加藤氏はあのお母さんや子どもたちに伝えることができるだろうか。
まだまだ日本のプロ野球は前近代的なものがあるのかもしれない。
と、言うわけで本日のブログはこれにて終了です。
とんとんと野菜炒めのキャベツ切りタマネギ切って涙を流す
とわちゃんがヒソヒソ話をしてきます「わかちゃん置いて散歩に行こう」