『母と暮せば』

今日は映画日和。
『母と暮せば』を観に行った。長崎の話と井上ひさしさんの小説などが土台になっていること、吉永小百合が出ていること、山田洋次監督が戦後70年にあたって制作したことの情報の情報だけで向かった。


1945年8月9日。長崎の原爆投下の場面などから映画は始まる。
詳しいことはネタバレになるので書かないが映画の中で一人の老人が語った言葉が印象に残っている。
「これは人間のやることじゃナカケン」
まったくその通りだ。アメリカは戦争を終わらせるために当然の「こと」だったという認識のようだが。そんなことはない人間がやるべき行いではない。

そして、母さんである吉永小百合が言う言葉に納得する。
「地震や台風だったら避けようがない。でも、これは人が考えてやったことだから・・・」

そんな戦争は二度と起こさないと誓ったはずの日本だった。そのことが憲法を蔑ろにして戦争をしようとする勢力はアメリカに押し付けられたとか何とか言っているが、二度と戦争をしないという理念は憲法に反映されている。
特に蔑ろにするアベシンゾー政権がのさばっている。政権の諸君よ、この映画を見たらどうだ。と、こんなことをついつい考えてしまった。

それにしてもボクは涙もろくなってしまったなぁ。映画を観て何度も涙を流してしまった。その涙の意味の一つは政治家たちがバカだったから国民は殺されてしまったんだなぁってことだった。

と、言うわけで本日のブログは生存証明です。

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映画鑑賞

今日免許センターに出向き、運転の再開のOKを得て来た。
映画館に出向くのも何時でも行けます。
映画評を読めばニーノこと、二宮君が良い演技をしているとの事。

涙の件は発病以来、又加齢のせいか、少しの事で涙出る。
家人曰く泣きやすい人だからと、しかしその涙の深い意味は知らず。

No title

パパさん

返信遅れてしまい申し訳ありません。

免許センターで運転再開とのこと。良かったですねぇ。
映画館も野球場も出かけることができ行動範囲が広
がることと思います。

映画は戦争の理不尽さを訴えていました。そのことを
戦後、淡々と吉永小百合さんと二宮君が表現してい
ます。
戦争反対の言葉はほとんど出てこない分、その酷さが
際立って私は涙になったと思います。

我慢せずに泣いたほうがいいのかもしれません。
コメントありがとうございます。
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