『盛岡で土壌学を講じた人びと』
夕方まで寒い
今朝は冷え込んだ。そして、帰り道の雄物川地区はもっと冷えた。車載の温度計がマイナス7℃を示している。
オーッとこんなに寒いんだ。峠を越えて南外に入ったらマイナス5℃程度。それでも寒い寒い。さすが大寒である。それでも積雪がそれほどないので車の運転は楽なので助かりますねぇ。
写真は朝明けの太陽が工場の窓に反射している寒い朝のつもりである。
帰り道、ラジオを聴いていたら雪の降らない関東地区に昨夜から降り続いた雪で160人以上の人がケガをして病院で診察を受けたらしい。ウーム。
恩師を偲びて
先日、80ページほどの冊子が届いた。「岩手大学土壌の会」からである。50年近く前にボクが専攻したのが土壌学だった。
冊子の名前は『盛岡で土壌学を講じた人びと』。岩手県農業試験場で場長を勤められた方で千葉明さんという大先輩が岩手大学農芸化学科土壌学研究室の歴史について記している。
特にこの中で45~70ページにわたって書かれた『吉田稔の研究業績』を読まさせてもらった。吉田稔先生はボクが研究室で指導していただいた方である。
正直、今では土壌中のイオン等の専門的なことについて読んでもちんぷんかんぷんである。でも、先生が退官されてから発行された『土と水 ~おぼえがき~(1989)』と『私論 自然誌調査 ~おぼえがき~(2010)』は今でも時々目を通している。
この2冊について千葉さんは次のように書いている。
『(これら2冊は)土壌関連のことばかりでなく動物・植物に関する鋭い観察眼が描かれている。この二著を見ると、吉田の自然に対する巾広い観察力と鋭い判断力に強い感銘を受ける』
この2冊からボクもいろいろなことを学ばせてもらった。どんなことにも興味を持つことを教えていただいた。貴重な1冊が届き50年ほど前の盛岡を思い浮かべた。
盛岡の学びの歴史詰め込んだ冊子が届き恩師偲びて
我が家のとわちゃん。少しずつ話すようになったのであるが何を話しているのかわからない。それらしいことをムニャムニャと話しているのだが・・・。それに、あいづちを打つのがまたいいのである。彼女もわかったのかわからないのかキャッキャッと笑っているから実に「哲学的」である。ハイ。
これにて本日のブログは終了です。