嘘がバレてしまった
35年かぁ
豊田勇造というシンガーソングライターがいる。35年ほど前に羽後町でコンサートがあると言うことで出かけてみた。それから毎年小さな七軒町会館という場所でコンサートを開いていたのだが今年でラストコンサートとのことだ。
そりゃあお客さんはいない。30人も集まらないだろうなぁ。少ないときは10人くらいの時もあった。でも、マイクもなし生ギターとハーモニカだけで1人で歌う、とても贅沢で素敵なコンサートだった。それが今回でなくなる。実はここ2年ほどコンサート当日に忙しくて行けなかったので今回だけは絶対に行こうと思い出かけた。
豊田勇造。今年で70歳。七月には京都の円山公園音楽堂で「豊田勇造70歳記念70曲フリーコンサート」を開催した。1800人ほどの観客数があったという。根強いファンがいるのである。
彼は平和を愛し農業を愛しアジアを愛し核兵器や原発の廃止を願っている人だと思う。それが35年前から変わらない「旗」に示されている。
今回も2時間ほど1人で歌い演奏し話してくれた。
今回が秋田で行われるコンサート最後(かもしれない)。ボクは35年つまり35回行われたコンサートの20回以上はコンサートに行っていた。最終の演奏会は残念だが仕方がないかもしれない。
コンサート後に一緒に写真を撮ってもらった。
豊田勇造の講演会会長が羽後町の土田さんという方。そして、清酒『勇蔵』ラベルを作って持ってきてくれるのが神宮寺の秋元酒店の社長。
いろいろな人に会えて良かったなぁと思う。一つの時代が幕を閉じた感じてある。ありがとうと言うしかない。
東京五輪マラソン問題
今朝、放映されたテレビ朝日のニュースショーでコメンテーターの玉川徹氏が東京五輪マラソン会場変更問題で東京五輪の欺瞞性にズバリと切り込んでいた。とりあえず話を切り取ってみた。
『なぜこういうふうな話(会場変更)になったのか。
2013年の招致の原点を考えると、招致をするときに東京大会の理想的な日程は「この時期の天候は晴れる時期が多くかつ温暖である。アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」だったのです。これを世界に訴えて東京招致になったのです。
この内容を聞いて日本人の中でその通りだと言える人が何人いるのか。
温暖を辞書で引いたら(暖かい)です。このことで(誘致したことが)このような事態(東京から札幌にマラソン会場を替えることになること)になる。つまり、(理想的な気候であると)嘘をついたことになるんじゃないですか』
続けて
『日本は一回決めると後で不都合が生じても目をつぶっちゃうところがあるんですよ。これはもう戦争で負けた原因とも全く一緒。東京オリンピックをやりますと決まっちゃうと(何か問題が出ることになれば)じゃあどうしますと有識者会議というのが開かれて「打ち水とか、浴衣とか、よしずの活用」とかになっちゃうんです。「ハッ!?江戸時代ですか」と思ってしまいます。
これって戦争の時に竹槍で戦うって言ってたのとすごく似てる話なんですね。結局、海外の方から「違う」って言われて初めてあわてるということですよね。なんもわかっていないんですね』
よく言ってくれた。最近、テレビでこれぐらいのことをスパッと言う人間はどんどん首を切られている。玉川君は危ないんじゃないかなぁと一瞬思ってしまった。
東京都知事の緑のタヌキのコイケという女知事は「涼しいのがよければ北方領土でやったら」という発言をしていた。そんなことじゃないだろう。そんなにやけっぱちでいいのかよぉ。危ない言い方だと思うなぁ。問題なのは8月に東京で五輪をやること自体だ。
もっと言えば「フクシマはアンダーコントロール」という嘘もそろそろバレる頃だネ。
そうそう、今日の会場変更を報じているテレビニュースに出ている人間たちの嫌らしさも書いておこう。北海道に変わったら走るコンディションがよくなるのでマラソンランナーが当たり前のスピードが出て日本人は勝てない。だから東京のクソ暑い殺人的な場所でやると「もしかしたら勝てるかもしれない」と地の利を暗にほのめかすバカヤローまでいたのには反吐がでるほど腹立たしかった。アスリートのことなんか何にも考えていない。スポーツを論じる人間の風上にもおけない。もちろん風下にも・・・
前回も書いたが東京五輪なんかやめてしまえ。今からでもいいから返上しろ。
これにてブログは終了です。
35(サンゴー)缶一本だけを購入しチビチビチビと二時間かける