楢岡焼の掘り出し物市
海鼠釉
毎年、3月の今頃になると南外村にある陶器の窯元「楢岡焼」で恒例の掘り出し物市が開催される。昨年の3月27日のブログにも書いたが、もちろん今年も出かけた。
昨年は一瞬の抜けるような青空だった。だが、今年は朝から湿った雪が降り続き結構降り積もった。掘り出し物市は午前10時から開催される。ボクが「楢岡焼」の窯元に着いたのは9時ちょっと過ぎ。すでに入場整理券は9番になっていた。
「市」が開かれるまで小一時間ある。今年は孫のとわちゃんも付き添いで連れて行ったので付近をブラブラと散歩したりして時間を過ごす。
掘り出し物市が始まった。もともと審美眼のないボクは適当にマグカップ、皿、茶碗、日本酒用のお猪口などを20点ほど選んで会計をしてもらった。
素朴な陶器の中に近代的な要素も入っている。陶器の肌触りと少~し手応えのある重量感が魅力だろうなぁ。そして、何と言っても楢岡焼の特徴である青みを帯びた(最近は色にもパリエーションを取り入れているが)海鼠釉の輝きが「サゲッコ」等を美味くする気がするのだ。
楢岡焼の掘り出し物市が終わると春に一歩近づく気がする。楢岡焼の皆さんとも1年ぶりの挨拶を交わして春に向かうことなった。
カシャカシャと陶器選る音心地よし楢岡焼の掘り出し物市
去年の3月27日の自分のブログを読み直してみたら「放射能は体にいい」などと言った人間に腹を立てている。あの時は原発事故のデータを東電も政府も隠蔽していた時だ。最近になってそれが明らかになっている。だが、その時は隠蔽の片棒をかついで原発が安全ですなんて言う人間をテレビに出していたんだなぁと改めて腹立たしく感じるのである。
我が家のとわちゃん。インフルエンザから回復してきた。鼻づまりもかなり改善。彼女が病人であった数日は彼女の言うまま手下として、いやいやジジバカの奴隷は見てきた。すると何と言うことでしょう。秋田弁で言う「のさばらせでいる」つまり甘やかしすぎだと言う声ババア周辺から聞こえてくるのだ。
なるほど、良く見るととわちゃんは自分の気に入らなければ喉も裂けよとばかりに「ぎゃーーーーー」と雄叫び(いや雌叫びかも・・・)を上げるのだ。ジジは彼女の要求するアイスクリームの入っている冷凍庫に向かう。
その後を女王様のとわちゃんもトコトコと付いてきて自分で開けられない冷凍庫のフタを開けるのを見張っている。開けた途端、上から覗き込み自分の好きなアイスを取るのである。なんと気のきいたヤツだ。なかなかメンコイぞ。わがままのし放題である。
最近、ボクは口の形で「ア・イ・ス?」とやるととわちゃんはイタズラっぽい顔でウンウンとうなずく。そして家来のジジイと女王様は知らん顔をして冷凍庫に向かうのであった。不良少女への道を一直線に歩ませているジジバカである。
そんなわけで本日のブログはこれにて終了。