むのたけじさんの話


それにしても寒い

 朝方、吹雪の中から顔を出した太陽はどことなく浮かない顔をしている。まだまだ温かくなれなくて申し訳ないぞ、と言っているようだ。
 案の定、真冬日だった。夕方はマイナス6℃まで冷え込んだ。今朝、職場の玄関で挨拶運動をしている時の会話が楽しかった。

「太陽がだいぶ空の高いところにありますねぇ」
と、Tさんが言う。知ったかぶりのボクは
「ンだなぁ。太陽もかなり近くまで帰ってきたからなぁ」
「そうですねぇ」
言ってくれたTさんの笑顔が良かったゼ。


ハワイのお土産

 ボクはチョコレートが大好きである。我が社のK君が先日ハワイに旅行に行ったのだがそのお土産でチョコレートもいただいた。
 これが美味いです。ありがたいことだ。ごっつぉーさん!。

    海外の旅行は癖になるらしいハワイを語る友の目うっとり


97歳のジャーナリスト

 昨夜、宮城からメールが届いた。そこには『河北新報に、むのたけじさんが25日に仙北市で「郷土社会の生まれ直し」と題して講演をしたとの記事が載りました』と書いている。
 97歳のジャーナリストむのたけじさんが話した内容を紹介してくれた。彼のメールの内容は奥深いものがあるので記しておきたい。
 記事の主な内容は次の通りになっている。

『[タイトル]97歳ジャーナリスト・むのたけじさんが震災後の社会を熱弁。
97歳の現役ジャーナリストむのたけじさん(秋田県横手市在住)が25日、仙北市で「郷土社会の生まれ直し」と題して講演し、東日本大震災後の社会について「人任せにせず、自分で考えて行動することが大切だ」「喜びや悲しみを分かち合い、行動を起こそう」と呼び掛けた。
 むのさんは、被災地の復興を遅らせる政治状況を痛烈に批判。一方、国民の一部に英雄の登場を待ち望む声があることを憂い、「偉人に頼る歴史は全て失敗した」と指摘した。
 全国各地で車座の勉強会を開いた経験から「近所の人や職場の人同士、膝をつき合わせて思いをぶつけ、みんなで動きだすことが再生につながる」と訴えた。
 講演会は仙北市の市民団体が主催し、約60人が参加。地元の劇団研究員坂川明子さんは「自立することの大切さを実感した」と話した』

 この記事を読みながら確かに現在の大阪や東京いや日本には英雄を待望する状況がある。自分で何もやらずに英雄(そんな人間はいませんし村田英雄でもありません・・・)が出てくれば全部解決するという幻想を抱いていると言える。結局は人任せ。最後にしっぺ返しを受けるのは自分と言うことがわかっていない。
 プラス「うっぷん晴らし政治の期待」がある。うっぷん晴らしの方向は公務員であり、教師であり、公教育である。
 この一つの例が大阪府が取り組もうとしている「教育改革」いや「教育改悪」がある。また市バスの運転手たちの給料4割弱の給与削減。これの施策に何となく危険性を感じながらも「世の中は良くなるかもしれない」と目をつむる。結局は英雄が英断を下す(つまり暴挙なのだが)ことによって教育(教師)や公務員が良くなるという幻想である。間違いなくダメ。

 メールを送って下さった人は20代の頃からむのたけじさんの発言が納得できて感動したとのこと。ボクも2009年7月16日付のブログに書いたが、むのたけじさんの講演を聴いて感動した。もうすぐ百歳になるのだが話は歯切れが良く真実をついている。


我が家のとわちゃん。仏壇が大好きだ。木魚と鐘をたたき、水はぶちまけ、ご飯は両手で口にいれる。あげくに線香を立てをひっくり返して灰神楽。ウーム。さすが寺の末裔だ。
これにて本日のブログは終了です。

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