白鳥・喬太郎二人会演目
夕焼けを観るのが妙に好き
今日は気温が上昇。日中は28℃前後になったと思う。夕方6時半頃に夕陽が沈む時になった。駐車場の向こうの鉄塔の奥に夕陽が沈んでゆく。
夕陽を観るのが妙に好きなのです。
夕焼けはバカヤローだと思うヤツも許せそうだよだからすごいよ
とても良かったなぁ二人会
先日、聴いた落語について忘れないうちに少し書いておきたい。
三遊亭白鳥師匠が最初に登場。演目は『シンデレラ伝説』である。白鳥師匠は新作落語だけしか演らないと本人は言う。
この話はシンデレラの話とは言え「鶴の恩返し」「赤ずきんちゃん」「三本の斧」「三匹の子豚」、まだあったかもしれないが・・・。とにかく童話っぽいのがごちゃ混ぜになった噺で展開。抱腹絶倒の新作落語。さすが白鳥師匠という内容である。
そして、柳家喬太郎師匠。古典から新作まで何でもこなすマルチ落語家。最初の演しものは古典落語の『寝床』。義太夫を唯一の趣味としている大店のご主人でもあり近隣の世話役もやっている人である。彼が。義太夫を披露しようとして町の人を招待するが聞きたくないのでいろいろな理由をつけて誰もこない。それじゃあ仕方が無いと店の従業員に聴かせようとすると病気やら何やらで皆が逃げる。奥さんまで里帰りしてしまう。
それに怒ったご主人。店の従業員には辞めてしまえ。町の人たちは店賃を払って出て行けと毒づいてふて寝してしまう。
これは大変。あわてた番頭。町の人や店の従業員をかき集めて主人を説得。機嫌を直した大店の大将は義太夫の披露に至る。そして・・・・。こんな展開。
喬太郎師匠はいろいろなギャグを古典落語に放り込んで熱演。さすがにうまいと思わせてくれた。
中入り後に再登場したのは喬太郎師匠。2席目は新作の『頓馬の使者(山田洋次作)』である。喬太郎師匠は自作の新作(なんか変な言い方だが)がとても良い。その他に手がけているのが「アナザーサイド」という他の作家や映画などからヒントを得て落語に仕立てている新作落語である。
今回は山田洋次作と書いているから映画あるいはシナリオからヒントを得たものだと思う。
ある男の愛する奥さん(今は別れて住んでいるが、別れても好きな女の設定)が流行病で亡くなってしまう。そのことを伝えに行く友人(頓馬の使者)が、この優しい男に奥さんの死をどのように伝えようかという苦悩の噺と言えようか。
そして、妻の死を知った優しい男の最後の言葉にウームとうならされる内容であった。
「とり」は白鳥師匠。『隅田川母娘』というタイトルであるが、雅子さまと愛子さまの冒険物語。
皇室ネタでおとぎ話にある王様がとても似ている人と交換して町に出る話に似ている。とにかくお客さんにはドカンドカンとうけていた。
ボクのように皇室に興味のまったくない人間にとっては、このはちゃめちゃな内容は実に楽しいものであった。フフフフフフ。
と、言うわけで喬太郎・白鳥二人会。入場料以上の楽しさがありましたねぇ。
本日のブログはこれにて終了です。何だか疲れ気味です。
今日は気温が上昇。日中は28℃前後になったと思う。夕方6時半頃に夕陽が沈む時になった。駐車場の向こうの鉄塔の奥に夕陽が沈んでゆく。
夕陽を観るのが妙に好きなのです。
夕焼けはバカヤローだと思うヤツも許せそうだよだからすごいよ
とても良かったなぁ二人会
先日、聴いた落語について忘れないうちに少し書いておきたい。
三遊亭白鳥師匠が最初に登場。演目は『シンデレラ伝説』である。白鳥師匠は新作落語だけしか演らないと本人は言う。
この話はシンデレラの話とは言え「鶴の恩返し」「赤ずきんちゃん」「三本の斧」「三匹の子豚」、まだあったかもしれないが・・・。とにかく童話っぽいのがごちゃ混ぜになった噺で展開。抱腹絶倒の新作落語。さすが白鳥師匠という内容である。
そして、柳家喬太郎師匠。古典から新作まで何でもこなすマルチ落語家。最初の演しものは古典落語の『寝床』。義太夫を唯一の趣味としている大店のご主人でもあり近隣の世話役もやっている人である。彼が。義太夫を披露しようとして町の人を招待するが聞きたくないのでいろいろな理由をつけて誰もこない。それじゃあ仕方が無いと店の従業員に聴かせようとすると病気やら何やらで皆が逃げる。奥さんまで里帰りしてしまう。
それに怒ったご主人。店の従業員には辞めてしまえ。町の人たちは店賃を払って出て行けと毒づいてふて寝してしまう。
これは大変。あわてた番頭。町の人や店の従業員をかき集めて主人を説得。機嫌を直した大店の大将は義太夫の披露に至る。そして・・・・。こんな展開。
喬太郎師匠はいろいろなギャグを古典落語に放り込んで熱演。さすがにうまいと思わせてくれた。
中入り後に再登場したのは喬太郎師匠。2席目は新作の『頓馬の使者(山田洋次作)』である。喬太郎師匠は自作の新作(なんか変な言い方だが)がとても良い。その他に手がけているのが「アナザーサイド」という他の作家や映画などからヒントを得て落語に仕立てている新作落語である。
今回は山田洋次作と書いているから映画あるいはシナリオからヒントを得たものだと思う。
ある男の愛する奥さん(今は別れて住んでいるが、別れても好きな女の設定)が流行病で亡くなってしまう。そのことを伝えに行く友人(頓馬の使者)が、この優しい男に奥さんの死をどのように伝えようかという苦悩の噺と言えようか。
そして、妻の死を知った優しい男の最後の言葉にウームとうならされる内容であった。
「とり」は白鳥師匠。『隅田川母娘』というタイトルであるが、雅子さまと愛子さまの冒険物語。
皇室ネタでおとぎ話にある王様がとても似ている人と交換して町に出る話に似ている。とにかくお客さんにはドカンドカンとうけていた。
ボクのように皇室に興味のまったくない人間にとっては、このはちゃめちゃな内容は実に楽しいものであった。フフフフフフ。
と、言うわけで喬太郎・白鳥二人会。入場料以上の楽しさがありましたねぇ。
本日のブログはこれにて終了です。何だか疲れ気味です。