モノクロの世界は飽きました
今朝は（も）大雪だった。村の除雪隊も出動し午前５時半には轟音が鳴り響いて家の前の道路をスイープしていった。
ボクもすぐに家人にたたき起こされて家の周囲の雪かき。秋田弁で「雪よせ」にかかった。作業は２０センチ近く積もった重く湿った雪を雪べらで１箇所に集めることから始める。
その後、集めた雪を除雪機を動かして吹き飛ばす。雪を集める役目を家人がやり機械はボクが扱う。
この冬、初めてオーガ（除雪機の全部にある雪を集めて吹き飛ばす部分）の安全ピンが切れ飛んだ。電気のヒューズのような安全ピンだが太さ８伉垢毅械悪个離椒襯肇淵奪箸任△襦かなりの金属疲労か大きなストレスがかからないと切れることはない。それが万が一事故が起きた時に大けがにつながる原因でもあるのだが・・・。そうならないようにフェールセーフ装置と言える。
この冬はこぶし大の石っころを巻き込んでも安全ピンが飛ぶことがなく快適快適とこのままシーズンも終わるゼ。と、思っていた矢先である。
予備の安全ピンを探したがなかなか見つからない。井上陽水の歌を思い出しながらイライラしながら探し出す。
♪捜しものは何ですか
見つけにくいものですか
はいつくばってはいつくばって
いったい何を探しているのか
除雪機のピンを探しているんです。
ようやく見つけたボルトナットはナットの部分が袋状になっていて締まらない。アリャリャ。もう一度工具箱を引っかき回したら出てきました。何とかボルトナットを締めて最後の一勝負。いや、一仕事・・・。
忘れないうちに来年の分のボルトナットを購入しておかなくてはいけないなぁ。と、思いつつ作業終了。
そう言えば３年前の３．１１から数日間も雪が降り続いていた記憶がある。停電で寒い寒い日を何日か過ごした。春はまだまだ先ですねぇ。
幾千の屋根の全ては白くなり渋いモノクロでも春が良い
先日、奥松島の博物館前に咲いていた直径１センチほどの小さい紫の花。塩竃のお父さんが言う。
「オオイヌノフグリです」
「なるほど」
「春に早く咲く花で、犬のチンチンです」
「ウーム」
「クロッカスも春に早く咲く花で花が咲きましたよ」
「いいなぁ」
どこが、犬のフグリに見えるのか良くわからない。そのうちじっくり観察してみよう。やはりいつもより遅いとは言えども宮城の春は早い。
秋田も確かに春は近いのですが・・・・。
これにて本日のブログは終了です。
