タイムマシン


サイドワインダー

 音楽評論家の萩原健太さんのラジオ番組「サウンド・キャッチ」を時々帰りの車の中で聴くことがある。10分ほどの短い番組であるがマニアックな解説をしてくれる。先日、ビージーズのメンバー、ロビン・ギブが亡くなった時にもビージーズ特集を組んでいた。
 6月の最終集には萩原健太さんが最近良いと思える曲を特集。その中でジョン・ビザレリと言うジャズギタリストのアルバムを紹介した。ジョン・ビザレリの最新アルバム「DOUBLE EXPOSURE」である。ボクなりに日本語に訳すと「二つが影響し合う」ということらしい。
 アルバムのコンセプトは別々の二曲を組み合わせてお互いの良さを出そうということのようだ。番組で紹介したのはビートルズの「アイ・フィール・ファイン」とリー・モーガンのジャズの名曲「サイドワインダー」の「DOUBLE EXPOSURE」である。
 ラジオから流れてきたのは「サイドワインダー」のイントロから始まり、それに乗せてジョン・ビザレリの「アイ・フィール・ファイン」のボーカルが乗る。途中でジャズ独特のアドリブが入り二曲の融合が図られるものだった。
 「サイドワインダー」も「アイ・フィール・ファイン」も学生時代の思い出の曲である。ビートルズについてはあまりにものめり込みすぎてここで語ることはやめます。そこで「サイドワインダー」について少々想い出を・・・。
 田舎からポッと出ていったボクの学生時代は世の中珍しさで一杯だった。ダンスパーティー券なんかも売りつけられて踊れもしないのにダンス会場に出かけたりした。もちろん、入場するだけでダンスはしないのだが・・・。
 最初に行ったダンスパーティーは大学の体育館でおこなわれた。今のように立派なオーディオ機器はないのだから曲の半数近くは生バンドが演奏していた。その会場で学生バンドが最初に演じたのが「サイドワインダー」だった。
 その曲を聴いた時にボクはあまりのかっこよさにゾクッとした。「サイドワインダー」を聴くと一瞬にその時のボクに戻れる。

 ジョン・ビザレリは知らないがこのCDをすぐに注文。たまたま外で我が家のとわちゃんと遊んでいた時に届いた。すぐに聴いてみたら一曲目がビートルズの「アイ・フィール・ファイン」とリー・モーガンのジャズの名曲「サイドワインダー」。
 良いです。そして、ジャズギタリスト定番のアドリブと自分のスキャットをピタリと一致させるジョン・ビザレリのボーカルがしみじみと懐かしいのである。
 そんなCDを聴き約50年前を思い出しながらブログを書いています。

    音楽はジャンルなどは関係ない心捉えるタイムマシンに


昨日、塩竈の家族と最後のレバ刺しを食べに焼き肉屋へ。最後の三人前を注文できた。あのほのかに甘いフニュフニュした感触がこれから楽しめない。残念なり。ある意味食文化だから自己責任で良いと思うのだが・・・。
その後、一緒にホタルを見に行った。10匹ほどいただろうか。明るい光を放つホタルが飛んでいた。今日も同じ場所に確認に行ったが飛んでいる数は同じ程度である。まだホタルの発生は早いのかもしれない。
とわの妹わかちゃん。今日は目が見えるような雰囲気で目を開けてこちらを見ているような感じがする。まだしっかりと目が見えていないだろうが、こうやって少しずつ「人」になってゆくのだろうなぁ。
本日のブログはこれにて終了です。
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