どんと祭ｉｎ刈和野
春迎えの祭
孫娘とわのお母さんの実家は刈和野である。今日、その町ではどんと焼きが開催されるとのこと。ボクの村にはどんと焼きのような改めて正月用の飾り付けなどを燃やす行事はない。遊びに来ないかとの誘いもあり珍しいなぁと思い、我が家の玄関にある申し訳程度の正月の飾り付けなどを持って出かけてみた。
それにしても寒い。零下３～４℃。会場は周りから集めた高さ５メートルほどの雪の山ができている。雪が降り風も強く体感温度はもっと低くなっているだろう。それでも子どもたちは元気に雪の山から滑り落ちてくる。
会場に着いて燃やす物を持って受付に行ったら「オヤッセンセー」と声をかけられた。オーッと見るとボクの教え子でもあり大学の後輩でもあるＫ田君でありませんか。話を聞くとこのどんと焼きに俳優の柳葉敏郎さんが共催しているのでその有志の仲間として手伝いに来ているという。よしよし、がんばってくれ。
もちろん柳葉敏郎さんも会場にいてせっせと運営の手伝いをしている。子どもたちを集めて「宝探し」の運営をしたりして地域の一人として溶け込んでいるのがすごい。
我が家のとわちゃん。会場に着くまではおんぶしていた。ところが会場に入ったら早くおろせと背中であばれること暴れること。
完全武装して会場に解き放ったら厳寒の中で雪山の上り下りをくり返す。どんと焼きが猛火になり猛火の周りを取り囲む竹が大きな音で「パーン、パーン」と破裂しても物怖じしないで大喜び。オイオイ１歳５ヶ月ほどの子どもで、そんなのに喜んでいる子はいないゼ。それだけ喜んでいる。お祭り大好きかもしれない。
このような行事がなければ我が家の玄関先には正月の飾り付けが一年中さらしっぱなしである。とてもいい機会だったなぁ。
どんと焼き老若男女集まりて春を呼びこむ炎は天に
夕方から「どんと祭」の御神酒を一人でやっている。そんなわけで本日のブログは終了です。
