母さんが死にました
ひい婆ちゃんとひ孫
ボクにも母親がいる。いや、今では「いた」の過去形である。昨夜遅く電話が鳴った。その電話の時間帯からしても間違いなく「あのこと」だと一瞬身構えた。
電話の声は15年前から母の病状を見ていた鎌倉の妹からである。落ち込んでいる様子であった。
「母さんが死んでしまって・・・。大丈夫だと思っていたのだが突然・・・」
随分前から母の死についての連絡があることは覚悟をしていた。だが、「やはりか」と諦めきれないのも事実である。
享年92歳。長い間、脳梗塞などを患い食事は胃に直接流動食を流していた。妹夫妻の懸命の介護で15年もの間、母は生命を維持してきた。しかし、とうとう肺炎で亡くなったと言う。これだけの病気を抱えて90歳過ぎまで生存できたことはある意味奇跡と言えるかもしれない。
そんなわけでこれから葬儀に向かったり色々とドタバタします。今後のブログは生存証明になるかもしれません。
ひい婆ちゃん(40歳代の写真を引っ張り出して)とひ孫のとわちゃんの写真を並べてみた。90年の年の差である。
とわちゃんとひいばあちゃんの間には九十年の命のつながり
母の死の連絡を受け吾の心空虚あきらめ寂しさ安堵