今を全力で・あらためて


子プラタナス

 教室の窓の外には小さな緑のプラタナスの実(?)がつき始めた。直径3僂曚匹任△襦昨秋からズーッとぶらさがっていた大きな古い実は茶色になって落ちる時を待っている。窓越しにプラタナスを見るとその世代交代に目を瞠る。

    プラタナス緑の小丸語りかけ
       君はどうする明日はないよと


今を全力・あらためて

 朝日新聞ローカル版6月15日付に『楽天・山崎武司のズバッと指南』のコーナーがある。今回は山形のりょうすけ君(10)からの相談である。

『4年生になった昨年4月からスポ小で野球を始めました。試合に出ると顔がこわばったり体が硬くなったりしているようで、監督やコーチから「君はちょっと気持ちの面が弱い」と言われます。自分でも打席に立ったとき、緊張するのがわかります。どうしたら強い気持ちを持てますか。』

 このりょうすけ君の質問に対して山崎選手は次のように答えている。

『そういう場面では僕も緊張する。だから、僕は「緊張を取り除く」という感覚ではやっていない。緊張はするもんだと思っているし、チャンスになるほどドキドキ、ワクワクする。
 その時バッターボックスに立つか立たないか。立たずに逃げるのもいい。でもどうせ立つんなら、おのずと答はでるよね。「思い切ってやるしかない」って。
 野球は失敗が多いスポーツ。いいバッターでも10回中3回しか打てない。そう割り切ってほしい。
 高校(愛工大明電)時代、緊張しちゃう選手もいっぱいいた。中村豪監督は「思い切ってやれ。思い切っても1回、ビビっても1回や」と言っていた。プロに入っても僕はその言葉を忘れず、特に迷ったときに強く思っている。
 プロでも小学生でも「試合で打ちたい」というのは一緒。バッターボックスでそう思えば、打てる確率は上がる。逆に逃げ腰だと、確率はかなり低い。
 「ここで打たなきゃ」という時は、ピッチャーも「抑えなゃ」と思っている。気持ちが強い方が勝てる確率は高い。勝負では絶対、すきや弱みを見せちゃいけない。戦う前にひるんだら負けだ。 (後略)』

 山崎選手の話には「今を全力で」の気持ちがひしひしと伝わってくる。逃げないで立ち向かおう。そして、自分をしっかりと表現しようと言っている。「逃げずに、思い切ってスイングしよう」ということだ。
 中日・オリックスを去りもう終わりだと思われていた男がタイトルをとった。この生き方も全力だなぁ。

 つい最近までの全力チームでの「フルスイング」を思い出す。

 この気持ちの持ち方はすべてのスポーツにつながるのではないだろうか。原点はやはり「今を全力」になる。


明日から軟式高校野球東北大会がこまち球場と八橋球場で始まる。球児たちの活躍に期待したい。高校野球に軟式も硬式もない。一生懸命にボールをおいかける球児たちに変わりはないからだ。

本日のブログはこれにて終了。

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