原発事故レベル7


大丈夫?原発事故評価

 先日、塩竃のお父さんが原発事故をレベル7の事故評価だと心配したメールの内容をブログに書いた。それが現実になってしまった。

 本日、政府が福島第1原発事故を国際的な評価に基づく事故評価を最悪の「レベル7」に引き上げた。「福島第1原発は放射性物質の放出を止め切れておらず、(放出量は)チェルノブイリ原発事故に匹敵、または超える懸念がある」との認識を示した。

 おそらく事故発生当時からこのレベルの事故だったことは間違いなかったと推測される。情報を小出しにして「原発事故があってもたいしたことないジャン」という「免疫的な意識付け」をして徐々にレベルアップしたと言われても反論は出来ない。

 もしかすればチェルノブイリ以上の事故になる可能性も大だ。この段階になっても多数の犠牲者や白血病などの被害者を出したチェルノブイリ原発と比較すれば問題ない。と、言っている。今さら何を言うんだろう。と思うのだが・・・・。

 今日の写真は『公立公文書館デジタルアーカイブ』にあった太平洋戦争中のポスターをコピーした。

 上の写真が『都市空襲の脅威』である。「油断すると消防隊の力も及ばぬ数千カ所の発火とともに毒ガスが来る」のコピー文が何とも今の原発の状態を表しているような気がする。
 そして、2枚目の『防毒室及防毒蚊帳』は福島第一原発以後の避難をパロディーにしているのではないかと思うほどにタイムリーな内容になっている。
 これだけの装備があれば「安全です」「現段階では問題がありません」「セシウムも大丈夫です」と言っているようだ。

 70年ほど昔に作られたあまりにも日本的で、しかも芸術的なポスターだ。その内容が今の原発事故をパロっている内容になっているとは・・・。


ミニ・コンサート

 昨年の今頃もブログに書いたが、今日我が職場のコモンホールで吹奏楽のミニコンサートが開催された。さすが東日本大会に出場して好成績を上げただけある吹奏楽部。部員たちの演奏が和やかで軽快な音で校内を包んでくれた。
 今の状況でほんのりと心温まる出来事だった。

   生きてゆく元気の素が詰まってる吹奏楽部の音に安らぎ



プロ野球も今日から開幕。新聞では震災を気にするあまりの自粛ムードはそろそろ解禁してもいいのではの論調もある。確かに少しずつ普通の生活に戻すことも大切なのだろう。そんなわけで本日はFukushimaの原発に怒りをこめてブログを終了します。

『公立公文書館デジタルアーカイブ』のアドレスは下の通りです。ぜひともご覧下さい。なかなかのものです。 http://www.digital.archives.go.jp/gallery/view/category/categoryArchives/0700000000/default
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