幼女の雪形


ハコネウツギ

 昨夜のワールドカップサッカーは日本がオランダに善戦するも0-1で敗退。シュートの精度の差は大きかったなぁ。だが,よく守ったと思う。この点差ならば仕方がないのかもしれない。

 釣った魚を肴にアーでもないコーでもないとテレビに話しかけながらテレビ観戦。まったく,ただのジジイです。その間にビール500缶の進むこと・・・。4~5本ほど飲んだら試合が終わった。

 今朝は少々宿酔い気味でボーッとした頭で隣の垣根を見たらハコネウツギ(だと思います)が、きれいに咲いている。
 このハコネウツギは前の職場にも生育していて懐かしい気持ちだった。梅雨空特有の湿っぽい空を見上げながら角館を想いながら1枚撮影。


鳥海山の雪形

 6月3日のブログに「眠る子どもの雪形・鳥海山」を書いた。その後、あまり鳥海山は顔を見せてくれない。それでも天気が機嫌がよければ時々顔を見せる。子どもの雪形が見えるかなぁと眺めるとスーッと浮かんできます。今の鳥海山はその子どもを見せるために輝いているんだと言うように・・・。
 と、思いながらそんな風に見えるのは,昔流行した「人面犬」や「人面魚」の類かもしれないぞ。見えりゃあ良いってもんじゃないよな。と、自分に突っ込みを入れて「まぁな」と納得する。少し自虐的にもなっていた

 すると今朝(2010.6.20付)の魁新報の一面に『内舘牧子の明日も花まるっ!「鳥海山の幼女」』の随筆が掲載された。
 簡単に要約してみる。

『鳥海山の幼女は世界的な画家藤田嗣治(フジタ)の描く幼女とそっくりである。故郷の山は出身者たちにとてつもない力を与えてくれる。東京で育ったので故郷の山はない。しかし,父の出身地盛岡で闘病生活をした時に岩手山を眺めるとゆったりとさせてくれた。それは,まちがいなく故郷の山の力だったと思う。鳥海山にフジタの幼女が現れたのは,秋田を愛した彼が「故郷の山」に戻ってきたのだ。そう思う。』

 なるほど納得である。ボクも岩手山に惹かれて盛岡に行って学んだ。いや、学んだとは言えないけど・・・。
 ボクは山間の村の出身。周りは山だらけで低い丘陵地の山が近くに迫っているので鳥海山のような高い山は見えない土地である。
 そんな男が受験で盛岡に出た時に町中からドーンと見えた岩手山に度肝を抜かれた感動を今でも思い出す。合格できたら絶対にここに来たいと思った。
石川啄木が
  ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな
の気持ちがよくわかる。

 だから新しい職場の土地に行くと周りの山が気になる。例えば1年半勤めていた角館からは駒ヶ岳が迎えてくれたような気がする。そして、今は鳥海山が見つめてくれる。

 内舘氏の随筆は月2回ほど掲載されている。最近流行?の難読名前の命名について書いたりして結構読ませてくれる。なるほど良いことを言ってるぜと思うことも度々。

 東北大学の相撲部監督も務めている。すごいなぁと思っている。朝青龍事件の時には歯に衣着せぬ内容で正しさを言った。素晴らしいと感じた。そして、月に2回掲載される魁新報のコラムは悪くない。
 だが、正直言うとボクは基本的に彼女には今でも少々の不信感を持っている。このコラムで某大学を持ち上げる内容を書いた。これは噴飯ものだった。真っ直ぐを見つめている人がなぜ?ものごとの本質を見抜けているはずの人がどうして?と,考えてしまうのだ。

 でも、まぁ鳥海山の雪形に反応した姿には素直に拍手したい。


写真の説明

 2~3枚目は我が家に来ていた塩竃の山荒らしが,裏山から採集してきたフキとミズ。フキはゆであげて製品化?していた。ミズは宮城に帰ってから葉っぱなどを落として食用にするとのことだった。ミズには茎の根元が赤っぽいのと緑色のがあるそうな。緑の方が高級食材とのことを教えてもらった。

 そして4枚目は何と言うことでしょうイタリアトマトに実がつきました。今朝、一緒に苗を買った人からメール有り。小さなトマトの実がついたとのこと。添付写真もある。あわてて自分の植えた苗を見に行ったら実がついていました。ちょっと安心。楽しみが増えた。それで1枚撮影。

  着実にトマト結実見せてくれ時の経過をワクワクと待つ



【本日のワイルド・メモ】ホオジロ・アオサギ・ウグイス 今日はこんなものだったなぁ。



今日はのんびりと過ごせた。ノドの調子少し戻りつつも咳が出始めた。早く普通の状態になりたいなぁ。これにて本日のブログは終了。今日はビールの誘惑に負けないで休養だ。キッパリ!
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