金魚とドジョウ
γ－ＧＴＰ
我が社のＫ君がニコニコと話しかけてきた。
「ところで、γ－ＧＴＰはどれくらいでしたか？」
「うーん、３５０くらいだったかも・・・」
「エーッ僕は４０位でしたよ」
要するに数値が低いのを自慢したいのだったのだろう。まぁ、逆に言えばボクも通常の６～７倍もある数値を自慢したいのではあるが・・・。
しかし、数値を信じてはいけない。何年間もγ－ＧＴＰが超高い状態であったのだがこれまでは何ともなく生活できていた。γ－ＧＴＰはアルコールの摂取し過ぎによって数値が高くなるらしい。当然、ボクの場合は高くて当たり前だ。
正直に言えばボクは治療することや薬を飲むことが嫌いなのだ。いや、怖いのである。何しろ真面目（？）なので一度医者に通ったり、薬を飲んだりし始めると際限なくなりそうなのだ。要するに医者の中毒やヤク中になるのが怖い。
夏のクラス会で飲んでいた時にこんな話をしたらなんと言うことでしょう。ほとんどのメンバーが定期的に薬を飲んでいると言うのだ。やれ、血圧。やれ、中性脂肪など薬で検査値を抑えているようなのだ。まぁ、世間でよく言われる「クスリ自慢」でもある。
ちょっ前に読んだ本に「日本の病院でおこなわれる検査は無理矢理何らかの数値を見つけ出す。もし、その数値が許容範囲でも医者は治療することを選ぶ」と、書いていた。
本を信じるわけではない。だが、身体のどこかに変調があったら痛みとか痒みとか何かのサインが出るはずだ。そんなサインが出てからでは遅い。と、言う人もいる。でも、自分に素直になれば薬に頼らなくても良いのでないかと思っている。
ところで最近、夏風邪をひいたようだ。ノドが痛くて咳が止まらなくなった。熱があるわけではないし身体の他の部分に調子の悪いところもない。それでも咳は嫌だなぁと思い咳止めのエスエスブロン錠というカプセルを地元の薬局から購入して４錠飲んでみた。すると、劇的に効いたのである。そして、症状は改善され治ってしまった。これって薬を飲まないから効くんだろうなぁと一人で納得している。
と、言うわけでγ－ＧＴＰの値は高い。『要精検』であるのだが数値は数値と何年も放っている。それでも大丈夫である。これって問題があるのかなぁ。
ドジョウと金魚
最近、野田新首相が泥臭いドジョウに自分を例えて演説したとのこと。そして、相田みつをさんの書いている色紙にある『どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ』という言葉を引用したとかしないとか。その言葉が掲載されている本が突然売れ出して増刷になっているらしい。。突然変異によって白いドジョウもいるくらいだからドジョウが金魚の真似してもいいと思うのだが・・・・。
我が家の水槽には友人のシュン君からもらったシマドジョウが１０匹ほど元気に生存している。飼った当時は泥に潜り込んでした。薄暗くなって物音がしない時になると泥からおそるおそる顔を出していた。人の気配がすると瞬殺で泥に潜り込むのである。これがシマドジョウの習性かなぁと考えていたのである。
ところが、シマドジョウの水槽に平鹿アヤメ祭ですくってきた金魚たちを混ぜて入れたらドジョウ諸君は警戒をといたらしく姿を見せるようになった。これはすごいなぁと少し感動した。 ボクは高価な金魚は飼えないが庶民的な金魚は飼える。その金魚たちはシマドジョウとも相性が良いのである。
野田新首相に願いたいのは真面目にいろいろなことに泥臭く取り組むのは当然である。だが、彼の実直さでぜひとも脱「原発依存」と言うよりも「脱原発」を実現してもらいたい。もちろん雇用問題など日本の景気を考えるのも当然であろう。一部では「タカ派」と目されているようでもある。ぜひとも平和な日本の継続を望みたいのである。金魚とドジョウは仲が良いのである。ドジョウは金魚になろうとしているのではなく、仲良くしようとしているのだ。
ドジョウはね泥の中でもしっかりと呼吸もするし考えもする
今宵はサッカーの日本対北朝鮮戦を観ます。どうなりますか。これにて本日のブログは終了です。
