ハクチョウ渡来


秋晴れ

 晩秋の好天。天気情報では朝方と日中の気温差が15℃もあると言う。
 それほど日中は太陽は日差しを強くして気温も23℃くらいまで上がった。逆光に目を細くして枯れ始めた桜の葉っぱを見ると光が散乱し乾いた葉のカサカサ感が伝わってきた。

 そんな朝、鳥海山がくっきり見える田んぼには昨夜渡ってきたと思われるハクチョウの群れがエサをついばんでいた。いよいよ冬を迎える季節になった。

    朝露の草むら歩きノサバリコ(イノコヅチ)うっとうしくも冬の入り口


気になること三題

 その1。アラブの狂犬と呼ばれたリビアのカダフィー大佐が殺害されたとの報道があった。これで、リビアも本当に新しい世界になるのだろうか?。
 リビアと言えばアマチュア無線のコールサインで言えば5Aだった。リビアと交信したカードが1枚か2枚持っているはずだ。42年間君臨した独裁者がリビア国内から電波を出すことによく同意したものだなぁ不思議だった。いまだに北朝鮮なんかはアマチュア無線の電波を出すことを許していない。
 その頃、リビアと交信したカードを得られたことに昔は幸せを感じていた。恥ずかしながら内政事情などはまったく知らなかった。

 その2。 政府は公務員給料の0.23%減を勧告した人事院の方針を実施しないことにしたと報じている。
 それらなば給料の現状維持か凍結かと思ったら特例法で7.8%減を国会に提出してるのでそちらを採用するとのこと。そりゃあないでしょう!単純に計算すれば月額30万円の人は約2万円強の減俸になる。これはひどい。
 人事院勧告は公務員からスト権を剥奪するために導入された制度とも言える。それを無視して政府が恣意的に減俸するのだ。
 公務員の給料ばかりが目の敵にされているようだ。ボクが考えるには公務員はそれほど優遇されているわけではない。そんなに必要で浮かしたい経費だったら何百億もの巨費が投じられている政党助成金を止めるべきだ。また、国会議員の歳費ももっともっと削る必要がある。
 公務員よ立ち上がれ!ストライキを組織せよ。と、大声で言いたい。応援する。

 その3。文科省が教員免許を国家試験にする検討に入るようだ。毎日新聞(スクープかもしれない)の一面に報じられていた。医師免許や弁護士の免許と同じように国家試験で免許を与えるとのこと。
 確かに試験の実施によって教員の知識の質はそろい高くなる可能性はある。
 しかし、教育で大切なことは教師の知識はもちろんだ。だがそれは一つの面だけを捉えている。もう一つ大切なことは試験では測り得ない教師の人間性だ。
 百の知識を持って指導しようとしても国家試験を通った人の中に「一つの人間性」を持たなければ生徒はついてこない。つまり、教育は成り立たない。
 国家試験を教員免許に導入することは絶対に反対だ。
 考えてみれば、もしボクの場合国家試験で教員免許をとらなければいけなかったら間違いなく落ちていたでしょう・・・・。
 最近、教員免許に手を入れる動きが激しい。現職の教員に10年ごとに免許更新の講習を強制してから2~3年になる。忙しい教育現場で働く教師たちに自費(何万円もかかる)で講習を義務づけている。まったく無駄な講習である。日頃の研修で十分に機能するのだ。
 このあたりに政治の思惑が見え隠れする。つまり教育を思うとおりに動かしたいのである。政治家たちにとって都合の良い社会を作る最短の道だからだ。つまり、従順な教師。物言わぬ教師を育成して。その延長線上には物の言わない子どもたち。要するに社会人。今、アメリカで起きているような反体制のデモや動きをしない生徒を作ろうとする・・・。そして・・・・・その先には・・・。
 そんなことを勘ぐってしまうニュースでした。


孫娘とわちゃんの点滴2日目。体温も36℃台に下がり元気になったようだ。ただ、3日間ほどグッタリしていたのですぐに転倒する。体重が1割近くも落ちると体力も減少する。これから復活に向けて成長してくれることをジジは祈るばかりですね。これにて本日のブログは終了です。
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