『ミツバチの羽音と地球の回転』
警報連発
暴風雪と波浪警報が連発されている。それに大雪、低温などの注意報が出ている。今のところ割に雪は積もっていないが油断はできない。
連休明けに職場の積雪計を見たら50儖未泙派茲靴討い襦L斉録薪瀑汁曄水道の凍結には十二分に注意せねば・・・。
原発推進の理不尽さ
あちこちで自主上映がなされているドキュメンタリー『ミツバチの羽音と地球の回転』のDVDを購入した。なかなか見る機会がなかったが今日じっくりと観た。
山口県上関原発建設予定地の前にある「祝島」という小さな島で反原発を30年間にわたって訴える人たちの話。そして、未来のエネルギーをどうするのか?を考える例としてスウェーデンの自立したエネルギー政策などを取材した2時間15分のドキュメンタリーである。
中国電力側は埋立地として海中ブイの設置しようとする。それを阻止するために祝島の人たちが海上に船をつないでピケを張った。これを説得しようとしてマイクを握って呼びかける中国電力の偉い人の発言がひどい。
「20年、30年後に原発を作って良かったという時がきます」
「原発の埋め立てをしたからと言って海の環境が変わることはありません」
「祝島は農漁業の一次産業ですがそのうち廃れます。そのために原発は必要です」
まぁ、こんなことを平気で話している。人の痛みや考え方がわからない人間だからこんな政策をやるのだろうと思いながら「バカヤロー」と画面を見ていて涙が出るほど腹が立った。結局、海上ブイの設置は住民が知らないうちに設置したという後日談まであった。
映画では出なかったが、このブイ設置後に東日本大震災で福島第一原発の事故が起きた。その後、原発政策は「0」とか「凍結」とか「卒原発」など少しゆれ動いた。しかし、先日の総選挙で原発政策などの争点をぼかして(隠して)大量当選した自民党の幹事長石破氏が選挙前に自民党有利の下馬評を受けて
「上関原発、安全安心なら建設妨げない」
などと言い出す始末。これじゃあ間違いなく原発推進に邁進することは目に見えている。福島第一原発を「安全だ」と強引に作ったのは自民党だったことに口をぬぐっているのである。政治家は金儲けしか考えていないのだから。
映画の最初の画面に次のメッセージがある。
ミツバチのどんなに小さな羽音でも
地球の回転にすら影響を与えているかもしれない
自然と共振しそこからエネルギーを作り出す
ミツバチのような人々の羽音が聞こえてくる
小さな祝島。そこに住むおばちゃんたちの反対する気持ちパワー。もっともっと見ならわなければと考えさせられた。日本中の原発に反対する小さな声が決意が世界を動かすのだなぁと勇気をもてた映画だった。
どんなにも反対しても知らぬふり原発推進地球を壊す
我が家のわかちゃん。何度も書いているが背筋力もアップしグイッと反り返ることができる。動きの活発さに感動している毎日です。
と、言うわけで本当のホワイトクリスマス。軽く飲んで休みます。これにてブログ終了です。
そうそう、本日「日ねくれカレンダー」について教えてもらいました。来年分は発行されないとのことです。残念・・・。やはり「日ねくれ」を1年分ひねり出すのは並大抵の技でないだろうなぁ。そのうち復活を願いたいものです。