汚染水処理を五輪誘致の演出とは


30℃超え

 本日、朝方の空は秋めいた感じになった。ところが日中の気温はどんどん上昇。真夏並みの猛暑日になった。結構強い熱風も吹いていたのでフェーン現象かと思ったが台風は遠いし・・・。いずれにしても暑い暑い一日である。

   アレッ変だトランペットのモノトーンが少しずれたね暑い教室


五輪よりも取り組むべきことが

 昨日、政府は福島第一原発事故について国が積極的に関与して汚染水漏れの対策をすると言い始めた。
 でも、これはある意味とんでもない話かもしれない。もちろん福島の復興復旧は急を要する。しかし、汚染水漏れの対策に470億円もの税金を投入することははたしてどうか。
 これまで対策らしい対策をとってこなかった。遅きに失したとも言える。

 しかも470億円もかける汚染水対策の具体的な方法が地下水の流れ込むのを防ぐ「凍土遮蔽壁」を作るというのだ。
 エッと思った。凍らせる技術はどれだけ膨大なエネルギーを使うのか計算しているのだろうか。そして凍土遮蔽壁なんて本当にできるのか、はなはだ疑問である。
 さらに遮蔽壁ができたとして凍土の対策はいつまで行うのか。おそらく永久にものすごいエネルギーと金をつぎこまなくてはいけないだろう。
 朝日新聞の時事漫画一コマ漫画に次のような場面が描かれていた。
『流れ出た汚染水はどうなるの?国を挙げて祈るだけです  今のところ』
と、して安倍晋三首相が御幣をもって「薄めたまえ、清めたまえ」とお祈りしているのである。
対策は「汚染水が薄まるのを、祈るのみ。つまり神頼み」と皮肉っている。苦い笑いなのだ。

 結局、「汚染水対策をするぞ」というパフォーマンスに過ぎないのだろう。汚染水問題が世界的に喧しい。8日に東京オリンピック招致の結論がでることに悪影響を与えるかもしれないので国が乗り出したのである。オリンピック招致のために汚染水対策をぶちあげたと言われても仕方がない面もある。

 表向きは福島の復興復旧だが、実は五輪招致のためのパフォーマンス。これが今回の汚染水対策の構図だろう。

 万が一、東京五輪招致失敗なら汚染水問題や福島への対策の不備が言われることになる。だから政府は躍起になっていると思う。
 これに関しては魁新報の「時事漫報」の一コマ漫画が皮肉っている。

『隠せない 「国が前面に」と言う安倍首相の持つ日の丸で汚染水のタンク群を各層としている野田か・・・』
こんな内容です。見事に言い当てているものだと感心している。

 東京五輪。以前も書いたがボクは不要だと思っています。今、その時ではない。国が最優先でやるべきことや金をかけるべきことが大震災の被災地や原発事故の周囲に山ほどある。


とわちゃんとわかちゃん。とわちゃんが昨日話した言葉にびっくり。あまりに暑いのでイチゴ味のかき氷を作ってあげた。すると
「最高だネ」
と、言うではありませんか。まわりの大人はひっくり返ってしまった。
わかちゃんは歩く歩く。どんどん歩くのである。抱き上げると地面に下ろせと命令する。疲れを知らないくらいヨチヨチあるく。二人とも猛烈に成長しているんですね。
本日のブログはこれにて終了です。
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