駒ヶ岳に馬が出た?!
馬が見える?
5月も中旬になり仙北郡内は農作業が急ピッチでおこなわれている。田圃には水が張られ小さな湖がたくさん出現している。この時期になると水田は日本の貴重なダムであることを実感できる。
さて、職場の四階から北東を見ると駒ヶ岳に残雪によって「馬」が出現した。本当の「駒ヶ岳」になった。と、ボクは思っている。昔からこの「馬」が出現すると田植えを始める合図となったのだろう。
もっとも、この残雪が本当に馬かどうかはわからない。ボクが勝手に思っているのかもしれない。でも、下手くそスケッチをしてみるとやっぱり馬に見えるのだ。
大空の雲を見上げながら色々な姿に見えるのと同じだ。その人の「思い」が形になっているのだ。で、良く見るとイヌのようでもあるしカモシカのようでもある。何も形になっていないとも思えるのだが・・・。
だが、駒ヶ岳の残雪は「馬」と言うことにしておこう。
水田に水が張られて
馬を見る
山に向かいて豊作祈願
勝負の醍醐味とは
5月15日付の魁新聞に識者コラムとして宗教学者の山折哲雄さんが「フェアプレーのつまらなさ」を書いている。
エッ、フェアプレーって大事なことだろう。と、突っ込みを入れながら読んでみた。その内容を少しまとめてみる。
柔道が体重別になって全然おもしろくない。小よく大を投げ飛ばす谷亮子選手の姿が見たいのに平板なルールのために柔道はつまらない。
逆に大相撲は朝青龍のようなヒール役がいて世間からもマスコミからもバッシングを受けた。しかし、朝青龍は土俵に復帰して人気急上昇。一瞬にヒール(悪役)になったりヒーロー(英雄)になったりする。だから大相撲はおもしろいと山折さんは言う。
さらに巌流島で宮本武蔵が佐々木小次郎を3時間も待たせたあげく、断りもなく真剣ではなく木刀で小次郎を叩きのめした。卑怯なやり方と言われようが勝った者勝ちだ。武蔵の勝負師としてのコツをわきまえた戦い方を持ち上げている。
そして「フェアプレーにこだわった勝負よりは、小よく大を制するのが本領の日本の柔道や、自由奔放な朝青龍が活躍する大相撲の方が躍動感に満ち、こういっては何だが、これこそ競技の醍醐味があると思わないわけにはいかないのである」と結んでいる。
ウーム。プロ野球で考えてみるとあの巨大な読売チームに挑んで他のチームが勝つ場面を見るのと同じだなぁ。妙に納得した。
フェアプレーってなんだろう。与えられた条件の中で秘術を尽くして躍動感をもって巨大な敵を倒すことかもしれない。
それにしても読売を三タコにするチームが出てこないかなぁ。どれだけビールが進むことか。今はビールが苦くて仕方がない。勝負の醍醐味は強いチームを負かすことになるのだろうなぁ。
ありゃあ、アンチジャイアンツについて書いてしまった。
これにて本日のブログは終了。